************************************** 西村ちなみメールマガジン第51号(2005年10月24日発行) 「災害とNPO・ボランティア」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 第163国会も残すところあと1週間。特別国会における議論も山場を越えつつある感がいたします。私が所属する総務委員会は先週、連日委員会が開催され、私も委員会での質問に2回、本会議での討論に1回、それぞれ立たせていただきました。委員会での質問は電波法・放送法の一部改正案とNHK決算について行ったもので、本会議での討論は電波法・放送法の一部改正案の本会議採決直前に行われるものです。いずれも自由で公平な放送のあり方につながる電波行政、不祥事が続いたNHK問題、放送局への外資規制や放送と通信の融合など、大きな問題ばかりでした。 さて、昨日10月23日は、新潟県中越地震からちょうど1年の日にあたります。小千谷市で開催された合同追悼式に私も参列し、献花をして、亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、ご家族や地域で被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げてまいりました。地元小学校の子どもたちが、これからの復興を誓い、声を合わせて「がんばります」と言っていたのには、本当に感動しました。地が裂け、山が崩れてしまった被災地に、これから2度目の冬が訪れます。1日も早い復旧・復興のために、さらに取り組んでいくことを決意しています。 ところで昨年、新潟県内で発生した自然災害の際には、復旧・復興にたいへん多くのNPOやボランティア団体がかかわりました。どのような団体が、どのような活動をしてきたのか、また被災地の人々とどんなふうに出会い、どのような関係を構築していたのか。昨年1年間で2度の自然災害を経験した新潟県には今、「災害とNPO・ボランティア」について語るために十分な蓄積がされつつあります。 今、私の手元には2冊の本があります。『私の7・13水害 その時、今、思ったこと』(「私の7・13水害」編集委員会、2005年)と、『中越の経験−NPO・ボランティアが開いた地域づくりの扉−』(新潟県地域総合研究所、2005年)という、災害とNPO・ボランティアの関係を、実際に新潟県の経験に照らし合わせながら普遍化するために、重要な手がかりとなるものです。前者は一人ひとりの被災者の手記を中心とし、後者は、7・13水害から中越大震災までの中でNPO・ボランティアという視点からの考察を中心としています。 災害は、一瞬にして地域で暮らす人々の平穏な生活を奪います。地震予知に意味がないとも思いませんし、「備えあれば憂いなし」で、各ご家庭で緊急避難用の食料と水3日分を確保することは必要なことです。しかし、それだけで十分なのだろうか?私は2冊の本を読んでみて改めて考えました。究極の自然災害への備えは、日ごろから安心して生活することができるコミュニティそのものではないか、と。そういったコミュニティは強靭で、力を合わせて何事かをなし得ることができるでしょうし、NPOやボランティアとの関係を構築することも柔軟に行えるはずです。水害と地震という二つの大きな自然災害を体験した新潟だからこそ発信できる防災メッセージ。政策づくりにも生かしていけるポイントなのではないでしょうか。 民主党本部にはNPO局という部局があり、私はその次長をつとめております。また市民社会における政党の役割を模索する民主党では、以前から「市民がつくる政策調査会」という市民レベルでの政策シンクタンクとも連携をしております。来月はこの民主党NPO局と市民がつくる政策調査会が新潟にやってきて、災害時のNPO・ボランティア活動から見えてきた政策的課題についてヒアリングを行います。開催は11月、また近くなりましたらご案内させていただきますが、広く皆さんからもご参加いただき、パネリストの皆さんと問題意識を共有していただければと存じます。
メールマガジン
第50号「政党外交」(2005年10月17日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第50号(2005年10月17日発行) 「政党外交」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 先週、私は、急な海外派遣を民主党本部から命じられ、2泊3日で台北まで行ってまいりました。自由主義インターナショナルの流れを汲むCALD(アジア自由民主連盟)が今年、女性の政治参画をテーマに国際会議とワークショップを開催したのです。日本の民主党はCALDの正式メンバーではありません。毎年、招待をいただいているわけでもなく、幹事会などに参加するときもオブザーバーという立場での参加にとどまっています。ちょうど総選挙のころ民主党へ招待状が届いていたらしく、鳩山幹事長の「誰か行ってもらいましょう」という一言で滞っていた人選が進んだところ、私が男女共同参画副委員長・国際局次長ということから出席することになったのです。 私が台北で何を感じ、何を考えたか?それらをみなさんと共有するために、日程や参加者からご案内したいと思います。まず日程ですが、13日は台北で政治への参画を検討している女性候補予定者が参加してワークショップが行われました。参加者は、実際に地方選挙を行っている選挙事務所へも視察に行ったようです。また午後からはCALD幹事会が開催され、私もオブザーバーとして参加しました。14日はセッション、「政治における女性の役割」や「女性の政治参画を促すための党と国会の役割」などのテーマごとに報告と質疑応答が行われました。 女性の政治参画はアジア共通のテーマとして、議論に値する重要なテーマであることを再認識しました。 政党としての参加は、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、スリランカ、台湾、韓国、日本からの、正式メンバーおよびオブザーバー政党です。それぞれの政党は、与党として安定した政治勢力を保っているもの、連立政権の一翼を担っているもの、野党として閣外協力しているもの、与党と完全に敵対しているもの、極めて厳しい状況におかれているもの、など、実にさまざまなでした。また個別の参加者は、議員や政党職員、政党と関係ある学識経験者やアドバイザーなど多様であると同時に、幹事会メンバーの多くはすでに友好的な人間関係が作られている友人同士でありました。 使用言語は英語。私に要求された出番は、14日のセッションで15分のスピーチを行い、他の参加者とともに質問を受けるというものでした。これまでシンポジウムやパネルディスカッションで喋ることは何度か経験していても、すべて日本語の世界。初めて英語でスピーチと質疑応答を行い、道具としての語学の重要性を再認識しました。 さて私は、今回の台北滞在で、あらためて日本という国の外交戦略と私自身の外交スタンスについて考えをめぐらせました。CALDの会議には、求めに応じて、民主党から毎回それぞれ別の議員が参加しています。ですから、幹事会に出席しても、そこで培われている人間関係やそれまでの議論が理解できていません。各国の政治状況に対してCALDとして決議文を採択するため、その内容等について検討している幹事会においても、日本として、また民主党として、容易に発言することができないのです(オブザーバーですからある意味当然のことですが)。 CALDそのものが、民主党が参加すべき組織かどうかということについては別の問題として議論しなければなりません。いずれにしても、外交で必要な継続性、人間関係や言語などを、もっと私たちは重視すべきであると感じました。アジア重視の外交政策を掲げる民主党です。主張をきちんとぶつけ合い、受け入れられるもの・受け入れられないものをきちんと峻別することが必要です。そうした判断に基づいて、目指すべき方向のために、努力するということ。この視点を保ちつつ、私も国際局の次長になりましたので、民主党としての政党外交にしっかりと関わっていきたいと思います。
第49号「民主党らしさ」(2005年10月11日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第49号(2005年10月11日発行) 「民主党らしさ」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 連休明けの東京は雨模様です。新潟はすがすがしい秋空が広がっているようですが、いかがお過ごしでしょうか。 先日のオープンミーティングは、総選挙の結果を受けて、私からの話に引き続いて参加者の皆さんからさまざまなご意見を頂戴しました。都合で参加できなかった方から、「どんな意見があったのか知らせてほしい」というご要望をいただきましたので、本日のメールマガジンでは、発言者を特定しない形で、ご報告したいと存じます。 まず口火を切ってくれたのは、新潟市外に在住する、今年20歳になって参政権を得たばかりの学生さんでした。初めて投票した今回の総選挙で、民主党に投票したけれども、今回の結果は非常に悔しいという発言をいただきました。また、自分の住んでいる選挙区には民主党の公認候補が立候補しなかったので、次は必ず擁立してほしいという内容でした。 まことにもっともな話で、300選挙区すべてに擁立するというのは政権交代をめざす政党として、責任を持ってしっかり取り組む必要があります。 政権をとらなければ何も始まらないから、何が何でも政権をとるために、メディア対策を徹底的にやるべきだというご発言もいただきました。実は選挙期間中、私の事務所にも、民主党のテレビコマーシャルは不出来だから改善せよという電話などをいただいていたのです。前原代表の選出はメディアから好印象で受け止められ、滑り出しは上々だったものの、ブームは数日で去ってしまいました。代わりに、といっては何ですが、民主党関係のニュースは労働組合との不仲などのネガティブ(消極的)な内容となっており、プラス向きの報道ではありません。 選挙制度についてもさまざまなご意見がありました。小選挙区と比例区との重複立候補は納得できない、という内容です。選挙制度にベストなものはありません。その時代状況に応じて、より良い制度を模索していくしかないようです。 また、企業をリタイアされた方からのお話では、在職中はしがらみがいろいろあったが、退職してそれが消失してみると、政党ではなく人物本位で投票行動を決めるようになった、という声もありました。ですので、候補者選定をもっと重視してほしい、という意見でした。 関連して、例えば新人議員の研修など、民主党は制度的にやっているところがほとんど見えず、一人一人の議員がいわば野放し状態に見える、というご批判もいただきました。ここのところ不祥事がらみは民主党にも多くあります。規律にしっかりしているイメージを打ち出してほしい、ということでもありました。 また民主党と自民党の、政策の対立軸が明確でなかったというご指摘もいただきました。これは、私が今回の総選挙後の流れに身を置いてみて、もっとも痛感している根本的な課題でもあります。この特別国会会期中に、民主党らしい政策をたくさん作りたいと思います。 毎月1回開催しているオープンミーティングは、このように、私からの話に続いて、参加者の皆さんからも自由にご発言いただける場となっています。多くの方々から積極的にご参加いただき、より充実したものにしていきたいと思います。来月、お目にかかるのを楽しみにしております。
第48号「少子化 パート4」(2005年10月3日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第48号(2005年10月3日発行) 「少子化 パート4」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんばんは。衆議院議員の西村智奈美です。 朝夕はめっきり涼しくなり、日ごとに秋の気配が深まってくるのを感じます。食欲の秋、読書の秋、思索の秋。みなさんにとって今年はどんな秋をお迎えでしょうか。 さて今週は少子化パート4として、若者の就労と併せて書いてみたいと思います。最近、若い世代の雇用形態や収入の違いが、少子化と関連しているという観測が、多くの識者から聞かれるようになりました。実際に少子化につながる晩婚化・未婚化と、若者の就労問題は切り離して考えられないとする指摘もあるほどです。 「少子化と若者の就労が関連している」とは、実際にどういうことなのでしょうか。たとえば若い男性についてのデータでみると、25〜29歳では、年収500万円以上ある人で半数以上が結婚していますが、パートや派遣など非正規雇用者では結婚している人が15%にとどまっているという状況です。また、結婚している人の割合を年収別で見た場合、「高収入層ほど結婚している人の割合が高くなる」という傾向が顕著に現れます。 結婚も出産も子育てもしたことのない若者たちも、結婚や出産や子育てにはある程度のお金がかかる、ということは知っています。お金がすべてではないとしても、将来設計を立てることができなければ、なかなか結婚や出産、子育てに踏み切ることが難しい時代。若者の就労は、少子化を考える上でも欠かすことのできない重要な視点のひとつになっています。 政府の「少子化社会対策大綱」では、そうした視点から、若者の就労支援に取り組むことが打ち出されています。結婚したい、子どもをもちたい、という若者の気持ちを応援するためにも、就労支援はとても重要な政策テーマになっています。 民主党では仕事と家庭の両立支援と働き方の見直しを進めることを主張し、育児休業制度を男性労働者もとりやすい仕組みへと改めていくことを提案してきました。「仕事か、家庭か」という二者択一は、私たちの生活からうるおいと楽しみを奪うものです。何かを得るために何かを犠牲にする。そうした思考回路に、私たちは知らず知らずのうちに慣らされてきてしまったようにも感じます。 これからは、多様なライフスタイルが存在することをお互いに認め合い、誰もが自分にあった生活を選択することのできる社会でなければなりません。そのために社会保障制度などは、誰にでも公平で将来への安心が約束される安定したものであることが必要です。つまづいたとき、失敗したときにも、立ち上がり、再びチャレンジすることができる。そういう温かい社会であってはじめて、私たちは将来への夢を育むことができるのではないでしょうか。 今、日本の政治は、圧倒的な多数を占める与党の力をバックに、小泉総理がやるといえばやる、やらないといえばやらない、そんな「強者の論理」の政治になっています。しかし私たち国会議員が本当に目を向けなければいけない現実は、「強者」の中ではなく、むしろ力の弱い人たち、声を発するだけの力すらも持てない人たちの中にこそ、あるのではないでしょうか。少子化問題を議論するときにも、生活者の側に立った発言を確保していくことが、ますます重要になってくると考えています。
第47号「本格的な2期目のスタート」(2005年9月26日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第47号(2005年9月26日発行) 「本格的な2期目のスタート」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 第163国会は今日の開会式に引き続き、小泉総理による所信表明演説が行われました。総選挙で勝った直後で語彙が乏しくなってしまったのでしょうか、「改革なくして成長なし」という持論を繰り返すだけの中身でした。懸念されるのは、国民生活の視点からの所信が聞かれなかった点です。前の通常国会の所信表明演説では農業の再生や次世代育成などについての所信もあったのですが、今回は、アスベスト対策などが2行ほど言及されたのみでした。郵政法案の可決と日米同盟の強化。これが、今日の所信表明演説から受けた印象です。前通常国会で廃案となった障害者自立支援法案はこの特別国会でも再提出となりますが、これに対する意見表明は全くありませんでした。 本会議場の風景も一変しました。自民党議席が圧倒的に増えています。身動き一つせず小泉総理の演説に酔いしれ、拍手するときは皆一緒という姿は異様な感じすらします。 私もいよいよ国会内で活動を開始します。常任委員会は総務委員会に、特別委員会は拉致問題対策特別委員会に、それぞれ所属することになりました。また党内では引き続き男女共同参画政策立案のための調査会を担当することに加えて、新たに国際局でお手伝いをするなど、総選挙で失われてしまった戦力をしっかりとカバーしながら、仲間たちの復帰を待ち、次の機会で必ず政権交代を実現できるようがんばります。今後ともどうぞご支援ください。 今週は短いですがこれで失礼いたします。来週は、少々お休みしていた少子化対策パート4をお届けしたいと思います。
第46号「政策の対立軸」(2005年9月19日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第46号(2005年9月19日発行) 「政策の対立軸」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 先週14日に新潟県庁で当選証書をいただいてまいりました。明日は特別国会の召集日、初登院の日です。当選した衆議院議員全員が国会議事堂の正面玄関から入り、バッジの交付をうけ、名前のランプボタンを押すのが、初登院のセレモニー。2期目のスタートに立たせていただくことができ、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 民主党は岡田前代表の辞意表明をうけ、新しい党の代表を選ぶ代表選挙が行われました。先週土曜日に選挙が行われ、前原誠司さんが新代表に選出されました。これからの国会審議は、自民党が圧倒的多数を占める中で、いかに多様な意見を反映させていくかが大切です。民主党は、議員の数こそは減らしたものの、最大野党であることに変わりはありません。新しい執行部のもと力をあわせて、これまで以上に一人一人の議員がしっかりとした審議で小泉総理の言うがままになる国会にストップをかけていく決意です。 さてこの時期、世界ではドイツでも総選挙が行われ、女性首相が誕生するかずいぶん注目されましたが、結果は与野党ともに過半数割れとなりました。政策の対立軸で争われていると私の目には映るドイツの総選挙を見ていると、日本とはずいぶん事情が異なるなと感じます。 日本では、「改革」という言葉の中身が問われないまま、自民党→小泉新党=改革政党、民主党=抵抗勢力、というおかしな図式のまま総選挙が行われてました。また経済政策においても、総選挙の前後では株価があまり動かなかったところを見ると、自民党も民主党も経済政策においてはあまり違いはないと市場は判断しているようです。もともと「既得権益とたたかう」という言葉は民主党の政策と思われてきました。が、小泉総理がその言葉を使い、自民党内でも無派閥議員が大勢出てきているところを見ると、中身はまったく異なるものの言葉だけはどの政党も使うものになったと言えるのかもしれません。 これからが政権交代を目指す民主党の正念場だと思います。政策で自民党との違いは何かを明確にし、分かりやすい言葉で皆さんに伝える。この作業なくして、日本の政治刷新はありえません。2期目は新潟と国会との架け橋としての役割を果たすことと同時に、政策づくりにこれまで以上に取り組んでいきたいと考えています。
第45号「136,391」(2005年9月12日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第45号(2005年9月12日発行) 「136,391」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんばんは。西村智奈美です。 昨日、第44回総選挙投開票日でした。新潟1区の有権者のみなさんから136,391票という大きなご支持をいただき、小選挙区で当選させていただきました。選挙期間中にいただいた激励に心からお礼を申し上げますとともに、今後とも引き続き日本と新潟の未来のために、誠心誠意努力する決意です。激励いただき、本当にありがとうございました。 今回の総選挙は民主党にとってはたいへん厳しい結果となりました。自分自身の当選は、大勢の支持者のみなさんが心をひとつにして応援してくださった結果であり、心から嬉しく思います。ですが、これまで国会でともに働いてきた仲間、たくさんの良い仕事をしてきた同僚議員が次々と落選しており、無念としか言いようがありません。 政権交代への流れが強まってきた中での民主党の惨敗。しかし立ち止まってはいられません。今回、新潟県内では、民主党が現有議席を確保したうえに、2区では公募で立候補した新人鷲尾さんが比例復活当選させていただきました。新潟県内ではしっかりと良識を示していただいたのです。次の総選挙では、この新潟の流れを必ず全国に押し広め、政権交代を実現し、本当の改革を実現する決意です。 どうか今後とも、ご支援くださるよう、心からお願い申し上げます。
第44号「水泳競技」(2005年9月5日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第44号(2005年9月5日発行) 「水泳競技」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんばんは。西村智奈美です。 総選挙は7日目が終わり、終盤戦に入りました。いま、私は、水泳競技にのぞんでいる気持ちです。水の中にもぐってあたりを見渡すこともできず、ただひたすらに自分のゴールを目指して必死に泳ぐ。そしてタッチして顔を上げた瞬間に、順位を知る。フェアプレーの精神で最後までがんばります。どうぞ最後までご支援くださるようお願い申し上げます。 選挙のたびに地元紙に掲載される各候補者の街頭演説の日程が、今回はなぜか出ていません。前回総選挙のときは、「10:45○○スーパー□□店前」など時間と場所が書かれたその記事を見て、少なくない市民の方々が始まる前後に集まってくださっていたのですが、今回はそれがないのです。当事務所からもプレスに街頭演説の日程をお知らせしているのですが、現地に集まってくださっているのはテレビカメラや新聞記者の方々だけ。たいへんお手数ですが、街頭演説の予定などをお知りになりたい方は、事務所まで電話等でお問い合わせくださるようお願いいたします。 街頭演説の予定が出ないことで、街宣車は予定表に縛られず街頭活動を行っています。新潟市内の東西南北と細かく動き、広い場所を見つけては脇に寄せて車を止め、街頭演説の音を聞きつけて出てきてくださった方々にチラシをお配りし、畑から手を振る方を見つけては車を降りて走っていって握手する・・・チーム一丸となっての運動です。この積み重ねが必ず成果につながると信じています。 あと残り5日。全力でがんばります。街頭でお会いしましょう。そしてもう一押しのお力をおかしください。どうかよろしくお願い申し上げます。
第43号「本物の構造改革」(2005年8月29日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第43号(2005年8月29日発行) 「本物の構造改革」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。西村智奈美です。 いよいよ明日から第44回総選挙のスタートです。約770億円もの公費を使って行われる総選挙、有権者の皆さんの想いが生かされるものにしなければなりません。私は正々堂々とフェアプレーの精神でたたかう決意です。 小泉総理のワンフレーズ、“改革”の繰り返しにごまかされるのはもうやめましょう。「改革」の中身こそが問題です。税金と保険料の無駄遣いを許さない、本物の構造改革は、小泉総理では無理です。財務省にこそ改革のメスを入れなければなりませんが、改革の看板のつけかえだけで無策のまま過ぎてしまった4年4ヶ月。この穴は大きいと言わなければなりません。 民主党のマニフェストは、議員年金の廃止を含みます。数が少なくなればいいというわけではありませんが、痛みを共有するという点から、議員定数の削減も盛り込みました。2008年までの年金制度の抜本改革、子育て支援の充実。将来の安心、老後の安心をつくるための政権公約に、どうぞご期待をいただきたいと思います。マニフェストは、民主党ホームページでもご覧いただけますが、冊子版が事務所にもありますので、御入用の方はお申し付けください。 新潟市は政令指定都市が目前です。さらに地域の魅力を増すために必要な社会資本の充実はもとより、地域の自立を促すための地方分権の推進に取り組みます。 そして、私たち新潟市民が心を痛めている拉致問題。外交の失敗から6カ国協議も残念ですが暗礁に乗り上げてしまいました。拉致問題を決して風化させることなく、引き続き解決のため努力していくことをお約束します。 事務所は、多くのボランティアの皆さんからご参加いただき、たいへん活気が出ています。私の腕も顔も日焼けして真っ黒になりました。真面目にやっている人が不公平感を感じる社会は、やはりおかしい。政治を根っこから新しくして、生活者の視点から政策実現をはかります。どうぞこの政権交代のための総選挙に、皆さんからもご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
第42号「2期目に挑戦!」(2005年8月22日発行)
************************************** 西村ちなみメールマガジン第42号(2005年8月22日発行) 「2期目に挑戦!」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。西村智奈美です。 20日に新潟市内で応援団の出発集会を開催させていただきました。たくさんの方々からお集まりいただき、感激で胸がいっぱいになりながら、決意表明させていただきました。民主党もマニフェストを発表し、いよいよ選挙戦のスタートです。 小泉総理は、今回の総選挙の争点を郵政法案だけのように言っていますが、果たして本当にそうでしょうか。確かに郵政改革は必要ですが、今回の法案は民業圧迫や地域の郵便局がなくなるなどの問題点があります。また、郵政改革だけが改革ではありません。小泉政権は、耳障りのいい言葉を並べ、たくさん改革の看板を掲げはしましたが、実際には中身がなく、改革の実が挙がってこなかったことはこの国の借金が1000兆円を超えたことが如実に示しています。民主党は、3年間で10兆円の歳出削減をおこないます。 年金制度の一元化は、まだまだこれからです。不公平感の強まっている現在の制度はもはや限界。2008年までに年金制度の抜本改革を実現します。また、この間の小泉劇場「郵政法案」の影にかくれてうやむやになっている社会保険庁問題も、しっかり取り組みます。 次世代育成支援については、これまでは働く女性の育児休業取得促進にとどまっていましたが、子ども手当ての創設など、それぞれのケースにあわせて多様な政策をすすめてまいります。 新潟市も政令指定都市に向けて準備がすすんでいます。私は、1年の半分以上を東京ですごすようになり、改めて新潟の素晴らしさを知りました。おいしい食べ物、豊かな自然、温かな人情。日本海側の拠点都市として、もっともっと魅力を発揮していける街です。そのために必要な社会インフラの整備、たとえば渋滞の緩和に資する環状道路の整備や、誰でも自由に移動できる新交通システムの整備については、篠田市長とともにすすめてまいります。 日本と新潟の未来のために、全力でがんばります。どうぞご声援くださるよう、お願い申し上げます。