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原点にかえり再びチャレンジ!
西村ちなみメールマガジン
第229号(2013年6月27日発行)
「取り組んできた法案が廃案に」
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○取り組んできた法案が廃案に
みなさんこんにちは。西村ちなみです。新潟はさわやかな梅雨の晴れ間となりました。
昨日、重要法案を数多く廃案にして通常国会が終わったというニュースを、新潟の自宅で知りました。私が昨年末まで厚生労働副大臣として審議会での議論や現地視察から法案作成までかかわってきた生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案もその中に含まれています。自公政権での立法作業で細かな部分がいろいろ変わってしまいましたが、生活保護受給者の自立支援へとつながる様々な仕掛けをたくさん織り込んでいただけに、通常国会で法制化できなかったことは大変残念です。
国会の会期末をテレビのコメンテーターは「国民そっちのけ」「政局優先」「与野党とも悪い」と評価しているようですが、私は今回は与党が参議院選挙を前に政局最優先となったことが問題だったと思っています。
憲法で定められている閣僚の国会出席義務に正面から違反したのは他ならぬ安倍総理はじめ関係閣僚であり、これはいくら言い訳をしても逃れることはできません。また与野党の政策担当者や委員会理事など現場担当者が会期内での成立をめざして最終日の本会議で重要法案を成立させることで合意していたのに、自民党の参議院議会運営委員長が、他の野党から提出されていた内閣への問責決議案を先に採決に付すと決めてしまいました。問責決議が可決されてしまえば、その後の審議はストップしてしまいます。そのことが分かっていたのに、法案を破り去ってしまった。民主党は信義則にのっとり法案採決後に問責決議案を提出する予定でした。
霞が関の官僚が私に電話して、与党の対応について疑義を表していました。またこれまでも国会審議の場から安倍総理が逃げていることは、党首討論が1回しか行われず、また予算委員会集中審議も回数がきわめて少なかったことからも明らかです。現場のマスコミが、与党は安倍総理を国会質疑の場に出してアラが出てくることを恐れているとこっそり教えてくれました。
いずれにしてもこれからは参議院選挙一色となります。バランスのとれた国会でなければ、生活者の立場からの議論ができません。私は民主党公認として新潟県選挙区で立候補を予定している「かざま直樹」参議院議員の勝利をめざして応援していきます。皆様のご声援をよろしくお願いいたします。
○当面の日程のご案内
6月29日(土)14時より かざま直樹参議院議員 新潟市集会 新潟ユニゾンプラザ
6月30日(日)16時20分より 細野豪志幹事長来援 古町十字路街頭演説会
○皆様からのご意見・ご要望もお待ちしております。