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西村ちなみメールマガジン第200号(2009年1月19日発行)
「質実剛健の党大会」
※無断転用、無断転載は固くお断りします※
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みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。今号においてメールマガジンも第200号を数えることになりました。情報発信ツールとして始めたメルマガですが、今後さらに充実させてまいりたいと考えております。何とぞ今後ともご愛読くださるようお願い申し上げます。
毎年1月は新年会などが重なり忙しい月ですが、今年は5日から通常国会が開会となり、さらに東京と新潟との往復が増えています。寒暖の差が大きく、体調管理が難しい季節ですが、より多くの方々の声を地元で伺い、それを国政に反映させるべくがんばっています。
昨日は民主党の定期大会が東京で開催され、私も出席してきました。今年の定期大会は特徴が二つ。ひとつは、出席者の中に公認候補予定者が含まれていません。衆参議員と地方組織からの代議員などだけです。総選挙の年であるので予定者も一堂に会して決意を新たにするというのが、一般的な党大会のイメージですが、予定者は党大会出席のため時間を使うより地元で活動をしてほしいという考えです。もうひとつは、豪華な会場を使わず、経費を抑えた会場設定だったこと。ある代議員は会場が狭いとぼやいていましたし、会場の看板が小さいというつぶやきも後ろから聞こえましたが、大会実行委員長が「質実剛健の大会」と呼んだとおりだと思います。すべては総選挙で勝利するために時間と経費を使うという意志が強く現れた大会でした。
私が総支部長を努める第1区総支部でも来月大会を開催する予定ですが、あまりお金をかけず開催したいと考えています。前にもメルマガで書いたことがありますが、「政治にはお金がかかる」と言われてきましたし、実際にそうだったのだろうと思います。しかし、もしこれからもそうであり続けるならば、お金のない人は選挙に出られないことになってしまい、お金と親などから引き継いだ地盤がしっかりある2世3世しか立候補できないことになります。結果して議員が2世3世だらけになり、総理大臣も世襲になれば、生活実感とはかけ離れた政治になってしまいます。ですから、金のかからない政治を目指すことも、私の政治姿勢として保ち続けたいと考えています。
党大会に話は戻ります。「同志の皆さん、いよいよその時がやってまいりました」という、小沢代表の挨拶の呼びかけに、多くの代議員は身震いにも似た緊張感を感じたことと思います。特に衆議院議員は自らがたたかい、その勝利を得ることによって政権交代に結びつけるのですから、その責任感は重いものがあります。とにかく私も全力を傾注して勝利するのみと、決意を新たにしています。