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西村ちなみメールマガジン第187号(2008年9月8日発行)
「風雲急を告げる」
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みなさんこんにちは。衆議員議員の西村ちなみです。
先月末からジェットコースターに乗っているように政局が動いていきます。8月30日には民主党新潟県連として知事選では自主投票とすることを決め、同じ日に民主党を離党し新党を発足させるとした渡辺秀央参議院議員への議員辞職勧告を行うことを決めました。これら二つの経過と結論について、皆さんからいろんなご意見をいただいてまいりましたが、私としてはやるだけのことをやった上での結果として提案したものです。ご批判を甘んじて受けつつ、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。
この週に行われた記者会見で私の表情はひどいものだったらしく、中学3年の甥っ子からは「おばちゃん眉間に皺が寄っていたよ」と指摘されてしまいました。子どもからそんなことを言われるのはまずいと思い、心機一転、臨時国会に向けてがんばろうと思っていたところに、福田総理の辞任表明があったのです。
2世議員の総理が2代続けて辞任する。政権の放り投げであり、責任放棄も甚だしいといわなければなりません。国民に対するお詫びなどの言葉は一切ありませんでしたが、党内会議で所属議員へはお詫びがあったそうです。福田内閣が国民と党内のどちらを向いて政権運営を行っていたか、如実に現れていると思います。また総理が2度も政権放棄しなければならないほど、自民党の政権担当能力がすでに失われていることも示しています。
現在は自民党の総裁選びがショーさながらに行われています。3年前の郵政総選挙で、マスコミが盛んにやれ刺客だホリエモンだと騒ぎたて、煽り立てていたことを思い出します。私たちも気を引き締めて、来るべき解散総選挙に備えなくてはなりません。もはや政治改革に一刻の猶予も許されないのですから。