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西村ちなみメールマガジン第175号(2008年5月26日発行)
「凪で船漕ぐ終盤国会」
※無断転用、無断転載は固くお断りします※
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みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。
国会は、内閣提出法案が少ないため、6月15日の会期末をめざして「凪」に近い状態に入りました。にもかかわらず私は先週も今週も動き回っています。凪に入ったため、逆に、これまで詰まっていた法案の審議が始まるなどしました。私が筆頭提出者として前国会から提出していた母子家庭に対する児童扶養手当法一部改正案もようやく審議入りし、先週も今週も委員会で答弁に立ちます。母子家庭への児童扶養手当を削減しないための改正案、与党からも賛同いただけるはずの内容ですので、ぜひ成立させたいと意気込んでいます。
先週はまた、超党派議連を発足させました。昨年7月の参議院選挙直前に、ロスアンゼルスで開催された政党討論会に民主党を代表して参加してきたことはメールマガジン140号でもお伝えしたとおりです。その後、在外投票制度を拡充し、投票率をアップさせたいという在外有権者の強い思いもあり、超党派での議員連盟を立ち上げることになりました。成り行き上、討論会に参加した各党代表の4名が呼びかけ人となり、私が事務局長となって準備を進め、ようやく22日に設立総会を迎えました。
この在外投票推進議連の会長には自民党の村田衆議院議員、副会長には民主党から岩国衆議院議員、簗瀬参議院議員、自民党から小池衆議院議員、川口参議院議員、公明党から井上衆議院議員、日本共産党から佐々木衆議院議員、社民党から辻元衆議院
議員、など海外在住経験がおありの方々にご就任いただくようお願いすることになりました。海外からの視点を国政選挙に反映させることは必要だという認識を、役員一同は共有しています。いざ選挙になればそれぞれ政策を訴えて戦う相手ではありますが、選挙制度の改善については超党派で進めることが望ましいと考えます。次の総選挙までに少しでも制度を拡充したいと思い、精力的に活動していくつもりです。
昨日は、私の後援会である「智水会」の総会が開催、民主党税制調査会副会長の古川元久衆議院議員からお越しいただき、「希望のもてる社会へ―民主党の税・医療・年金政策」というタイトルで講演いただきました。多勢の皆さんからご参加いただき、会場もとても良い雰囲気で、熱気ある中で進めさせていただきました。凪なら自力で船を漕ぐ。パワーをたくさんいただいて、終盤国会もがんばります。