***************************** 西村ちなみメールマガジン第166号(2008年2月25日発行) 「防衛省は明確な説明を」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 先週末から新潟でも暴風雪の悪天候となり、交通の乱れや高潮の被害などが出ました。同じころ東京では春一番が吹きましたが、新潟では三寒四温も春の訪れもまだ先になりそうです。 海上自衛隊のイージス艦が漁船に衝突しました。漁船に乗っていたお二人の行方は今も分からないままです。生業である漁を行っている日本国民の船に自衛隊の船が衝突するなど、あってはならないこと。その後の対応も大臣への報告に不自然に時間がかかっているなど、シビリアンコントロールの点からも大いに問題があります。 漁業関係者の話では、自衛艦は漁船で混みあう海を我が物顔で通っていたということです。私は不思議に思います。インド洋上で灼熱の中を米国の船に走行しながら補給するという難しいことをやってのける海上自衛隊の、最新レーダーを載せたイージス艦が、なぜ我が国の漁船に危険を及ぼす運転をするのだろうか。背筋の凍るような感覚すら覚えます。 防衛省は、国民に対して自らの過ちをきちんと説明すべきです。この問題、有耶無耶に終わらせてはならないと考えています。