***************************** 西村ちなみメールマガジン第158号(2007年12月25日発行) 「越年国会」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 3連休いかがお過ごしでしたでしょうか。皆様それぞれの過ごし方をされたのではないかと存じます。私は年末のご挨拶で新潟市内をぽつぽつ歩きました。「○○がほしい」とサンタさん宛てに書かれた手紙が玄関に貼ってあるお宅があったり、年賀状書きに精を出す方がいらしたり、早めの大掃除にとりかかるお宅があったり、年末の風景がそこかしこに見られました。 この3連休中、政治は相変わらず動いていました。薬害肝炎問題の政治決着です。フィブリノゲンによる薬害肝炎の原告団の皆さんは、大阪高裁の勧告した和解案を超えた政治決着を望んでおられたのですが、福田総理は原告団の皆さんに会おうとせず、和解案を超えた解決策を出すことができませんでした。一昨日、議員立法で一律救済をはかることで政府と与党が合意した模様であり、これが政治決着とされています。しかし総理の奥歯に物が挟まったような言い方では、本当に国の責任を感じているのかどうか、真意がどこにあるのかよく分かりません。今後、この問題については、民主党がいち早く被害者救済のための法案を提出してきた経緯もありますので、与党の立法作業に協力しつつ、国の責任を明確にできるよう取り組んでいきたいと考えます。 細川政権以来の越年国会です。年末年始は国会も自然休会となりますが、年明けからはテロ新法の再議決日程がいよいよ見えてきます。閉会後間もなく通常国会の開会です。来年こそは、政治が変わる年。気持ちを新たにがんばってまいります。 今号が本年最後のメールマガジンです。1年間お読みいただきありがとうございました。来年に向けて、こういうことが知りたい、こういう疑問に対してはどう考えるのか、などのご要望ご意見がありましたらぜひお聞かせください。執筆の参考にさせていただきます。 皆様どうぞよいお年をお迎えください。