***************************** 西村ちなみメールマガジン第139号(2007年7月30日発行) 「早期の解散総選挙を」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 参議院選挙の投開票日から一夜明けました。皆様には本当に力強いご支援をいただき、心から感謝申し上げます。新潟県選挙区では民主党現職2議員のうち1議員が当選しましたが、1議員が落選し、1議席の減少となってしまいました。とても残念ですが、二人の得票を合計すると70万票もの大量得票であったことは評価されるのではないでしょうか。全国的にも議席を大きく増やし、今回だけで60人の民主党公認推薦候補が当選しました。この結果を今後どう生かすかが課題です。 今回の選挙は、新潟県内的には政治状況の大きな変化も生み出しました。2002年の参議院補欠選挙から進められてきた野党共闘が、今回の参議院選挙で白紙に戻ったということです。2002年参議院補欠選挙に当時の民主党・社民党・自由党・連合という4本柱の御輿で今回落選した黒岩さんが当選したときから、この共闘スタイルは衆議院選挙でも用いられました。しかし今回はそれぞれがそれぞれの活動を行っています。 この、いわゆる4本柱に対する評価は人それぞれでしたし、過去5年間でその質も少しずつ変わってきたように思います。今後はいったいどうなるのか。新潟県全体の民主党の組織強化のために、どういう針路をとるべきなのか。今もしかしたら大きな転換点を迎えようとしているのではないか。どこかしらそんな思いが浮かんでは消えていきます。 来週は臨時国会が始まります。新しく当選した多くの参議院議員の仲間をお迎えして、活気ある民主党両院議員総会がそれに先立って開催されることでしょう。これからの国会運営は、民主党では衆議院よりも参議院のほうが力をもつことになると思います。それも嬉しい悩みですが、こういう状態をいつまでも続けるつもりはありません。有権者の皆さんの安倍政権に対する評価が今回の参議院選挙ではっきりと示された今、早期に衆議院の解散総選挙を行なうよう求め、そして政権交代で真に皆様の心に響く政治を実現していきたいと強く決意しています。