************************************** 西村ちなみメールマガジン第109号(2006年12月11日発行) 「臨時国会も会期末」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 師走ももう半ば。それぞれにお忙しい時期をお過ごしのことと存じます。国会は臨時国会の最終盤ですが、教育基本法の取扱いをめぐって会期末が見えない状況です。衆議院特別委員会でもう一度審議が行われる可能性もあり、まだまだ予断を許しません。安倍総理がフィリピンから帰国しましたので、今週一気に法案成立という線もまだ残っています。 昨年の郵政解散で自民党を追われながらも当選した議員のうち、11名が先週、復党しました。戻す自民党も自民党なら、戻る議員も議員です。しかも自民党との約束を破ったときには「政治家としての良心にもとづき、議員を辞職する」などという誓約書にまでサインをして。当該議員に負託を与えたのは自民党ではなく有権者です。それを忘れて自民党が議員の身分までも左右するというのは本当におかしい。総選挙をやり直すべきだと思います。 とはいえ、解散権をもっているのはこの国で唯一人、総理だけ。野党である民主党がいくら解散を迫っても、総理が決めなければ解散はできません。自民党復党問題や政府税調の報告やいろいろな要因があるのでしょうが、このところ内閣の支持率は急落していると言ってよいでしょう。このタイミングで来年の統一自治体選挙と参議院選挙がやってきます。民主党にとっても正念場です。 あきらめない、あせらない、あわてない。1日も早く政権交代して新しい政治をつくりたい思いは山々ですが、今日できなかったからといって明日あきらめることもないと思います。しかし機会をみて敏感に対応し、できるときには必ず勝つ。そのために平時の準備活動はしっかりやらなければなりません。今、私たちにできるのは、そのときのための政策づくりをしっかりと行うこと。いよいよ今週、小沢代表の政権公約がまとめられることになっていますが、私たちの意見も十分取り入れていってもらいたいものです。 新潟も寒くなりましたので、皆さんどうぞお体ご自愛ください。私もあと1週間、東京でがんばります。