************************************** 西村ちなみメールマガジン第79号(2006年5月15日発行) 「教育基本法特別委員会」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 先週、地域にお伺いしての国政報告会を行わせていただきました。20人ほどの方々からご出席いただき、活発な意見交換をさせていただきました。とても有意義だったと思いますし、改めて新潟の有権者の民度は高い、と思わずにはいられませんでした。会合の設定にいろいろご協力くださった方が、終了後、「こうでなくちゃならん」とおっしゃってくださったのが印象的です。私も、膝詰めで皆さんと座らせていただき、いろんな方面からの発言をいただきながら、距離感が近くなるのを感じました。今後とも同様の集まりをたくさんもっていきたいと思います。またご要望があれば、皆さんの地域にも伺わせていただきますので、どうぞお気軽にお声かけください。 さて終盤国会、私は、衆議院に設置された教育基本法に関する特別委員会に所属することになりました。全部で45名、そのうち民主党委員は11名です。そもそも民主党は、この特別委員会の設置に反対してきました。憲法に準ずる重要な基本法、この改正を小泉総理の高い支持率の間に通そうとする与党のやり方は、国民不在の論議によって進められてきたものです。また文部科学委員会という常任委員会がありながら、特別委員会を設置して審議しなければならないという合理的な理由は、見つかっていません。常任委員会は開催曜日が決まっており、月曜日などに委員会を開催することはできませんが、特別委員会はどの曜日でも何時でも構わず開会できるということになっています。昨年、郵政民営化特別委員会が設置されたときは、短期間のうちに、月曜から金曜までぶっ続けで120時間という審議時間を積み重ねました。残り少ない会期内で無理矢理にでも成立させたいという考えから生じた、特別委員会の設置なのです。 明日は本会議での質問が行われます。委員会での審議はその後ということになります。あまりに拙速な与党のやり方に対して、野党がどう対応するか。民主党の姿勢も問われています。