************************************** 西村ちなみメールマガジン第74号(2006年4月10日発行) 「政権交代にかける思い」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 前原代表の突然の辞意表明に伴い、4月7日に民主党の新しい代表を選ぶ両院議員総会が開催されました。小沢一郎さんと菅直人さんがこの代表選挙に立候補し、投票の結果119票対72票で小沢さんが新しい代表として選出されました。 私は、先週のメルマガでも書いたとおり、メール問題で崖っぷちに立った民主党の再生のため、今後の党運営のあり方等を考えて、どう行動すべきかということを自分なりに考え判断してまいりました。小沢一郎さんと菅直人さんの立候補表明の記者会見もすべて聞きましたし、同僚議員との意見交換も連日連夜おこなってきました。結果、やはり今回の代表選出は話し合いで一本化ではなく選挙で行ったほうがよいということ、そしてどちらが優れているかという問題ではなく菅さんからも立候補してもらいたいと思ったこと、などから、前回、前原さんと菅さんが競った代表選挙で菅さんの推薦人になったのに続いて今回も菅さんの推薦人の一人として名前を連ねさせていただきました。 小沢さんと菅さんは、もっておられるものが異なる対照的な政治家だと思います。2003年に二人の決断で民由合併がなされたとき、多くの皆さんが期待してくださったのは、両者の力が融合されることにあったのだろうと思います。 何と言っても今の民主党の最大の課題は、本気で政権を目指していく政党へと力を強化していくことです。先週1週間はマスコミが民主党の代表選挙を追いかけてくれました。これは代表選挙をやったことによる大きな効果であり、民主党のエネルギーを知ってもらう良い機会であったと思います。またこの1週間で本当に信頼できる仲間との連帯も深まりました。考え方や支持した候補の違いを超えて、政権交代にかける思いをともに再確認できたのは大きな意味があったと思います。 ともあれ、民主党は小沢代表のもとで再スタートを切ります。小沢さんが選挙で選ばれた、ということはとても大きな意味があり、良い結果になったと思います。挙党体制で民主党のパワーを発揮できるよう、私も全力で取り組んでいく決意です。