************************************** 西村ちなみメールマガジン第17号(2005年2月28日発行) 「重要広範議案」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ************************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村智奈美です。 今日は新潟駅頭で毎週月曜日恒例の街頭国政報告のあと、事務所前の雪除けをしてから、新幹線に乗りました。 いま国会では、政府予算案を中心に審議が行われています。予算案とほぼ同時に審議が始まりそうなのが、総務委員会と財務金融委員会に提出される予定の地方税法と所得税法の二つの改正案。平成11年度の税制改正で、個人住民税や所得税のそれぞれ15%、20%という定率減税が行われました。この定率減税を2分の1に縮減する、つまり実質的には増税するというのが、今国会に提出された政府提案です。 この二つの法案は、「重要広範議案」という指定を受け、重要な法案であるという位置づけになっているのですが、政府与党は、あまりマスコミなどが大々的に取り上げないうちに、うやむやのままに、二つの法案を成立させたい考えのようです。これまでの「重要広範議案」では、たとえば昨年の年金改正関連法案がそれだったのですが、少なくとも40時間の審議時間を確保することとされています。しかし今回はどうやら十分な審議時間をとることにも否定的な様子。今週・来週は、この二つの法案をめぐってひとつの山場を迎えそうです。 ところで私は予算委員会の二つの分科会で質問を行いました。男女共同参画政策といわゆる官製談合について、そして新潟県中越地震と観光政策についてです。項目などについてはまた後日ご報告したいと思います。 今日はご案内です。私が国会で取り組んでいることや、民主党の政策や、地域社会の中での現状と課題などについて、誰もが参加して話し合える場をつくりたい、ということで事務所スタッフと話し合ったところ、今回、3月5日(土)10:00から11:30まで新潟ユニゾンプラザで、「オープンミーティング」を開催することになりました。これから毎月一回の開催を目指します。初回のテーマは民主党の予算案について。民主党として新年度予算についての独自の考えをまとめました。あまりマスコミなどでは出ていませんが、これを題材として、話し合いをさせていただきたいと存じます。テーマを設定しないフリートークの時間も設けます。お気軽にご参加ください。