本会議で新年度予算質疑が終わり、今は予算委員会が続いています。私の毎日も慌ただしく過ぎていきます。立法府の一員であるということは、とてもやりがいのある仕事ですが、逆にじっくり物を考える余裕がなくなってしまうのかもしれません。ブログの更新、SNSの投稿などもままならない有り様。1日30時間くらいあればよいのか、もっと効率的な時間の使い方をしたらよいのか、何かを削らなければならないのか…悩むところです。
先週、朝の総務委員会にNHKの籾井会長がお見えになり、中期経営計画について説明されましたが、NHKのことについて何も知らないまま会長となりその当日に記者会見とは無謀だ等の新たな問題発言がなされたのには開いた口が塞がりません。NHK会長におなりになった理由が総理のお友達であること以外に存在しないことを自ら認めたようなものです。
補正予算が成立し、4月からの新年度政府予算案が12日にようやく提出され本会議で4大臣演説が行われ、今週から代表質問が始まりました。その中身は総額96兆円という当初予算としては過去最大で、平成27年度末には国・地方を合わせた債務残高が1035兆円になると見込まれています。平成32年度のプライマリーバランスの黒字化は程遠い状況で、早く財政再建の道筋を示さなければなりません。
16日の衆議院本会議代表質問には岡田克也代表自らが登壇しました。経済成長と格差是正、労働法制、年金、財政健全化、外交・安全保障、復興、憲法、戦後70年談話、選挙制度など、切れのよい質問で重要論点について鋭く質問されましたが、安倍総理は口を懸命に動かして答弁書を読む練習をしていて、質問は全く聞いていませんでした。こんな総理、今までいたでしょうか？
目先を変えようと農協改革にも躍起ですが、実質的には改革とは程遠い中身で、まして農家の所得を増やす策とは逆立ちしても見えません。総理と官邸は60年ぶりの改革と自画自賛していますが、すでに地域でがんばっている単協が存在するわけですから、組織をいじったところで、強い農業を作り、農家の所得を増やすことがどうやったらできるのか。疑問です。
金曜日の午後、国会を早めに切り抜け、新潟市内のひまわりクラブ（放課後児童クラブ）を細野弘康市議から同行いただいて視察しました。市内でも最大規模のクラブの一つで、多くの子どもたちでいっぱいです。私が厚生労働副大臣だった当時、放課後児童クラブを法律に位置づけることとし、10歳までだった対象年齢を小学校卒業までとしました。来年からは現在3年生の子どもたちのうち約3分の2が継続する意向だそうで、新たな施設整備も必要になってきます。市、指定管理者である社会福祉協議会の皆さんからも同行いただき、施設の現状と全市的な課題について伺うことができました。子どもたちのために引き続き国政で課題解決に取り組んでいきます。
土曜日、日曜日もさまざまな会合にお邪魔し、いろんなお声を聞かせていただきました。安倍総理の言動に怖さを感じる、という声も複数の方からいただきました。また、今年4月の市議会議員選挙に向けて南まゆみ市議（北区）と細野ひろやす市議（東区）の事務所開きに激励に伺いました。厳しい選挙戦ですが、お二人にはなんとか勝ちあがってもらいたいです。
月曜日、新潟にはまた冬が舞い戻ってきたようで荒れ模様となりました。定例の街頭演説の後、新幹線で東京へ。
今日の本会議ではシリアにおける邦人事件に関する非難決議が全会一致で可決されました。補正予算案が先週衆議院を通過した後も、参議院予算委員会での審議と衆議院予算委員会での集中審議が行われています。私は国会対策副委員長（厚生労働委員会筆頭理事）や副幹事長、そしてNPO局長としてさまざまな仕事に対応しており息つく暇もありません。2年間のブランクを埋めながらの仕事は決して容易ではありませんが、自分の仕事が国民のためになると信じるからこそ、懸命に取り組んでいます。
民主党で、共生社会創造本部が設置されました。岡田代表が本部長、長妻代表代行が本部長代行です。民主党の取り組むべき格差是正策と社会的包摂のための経済政策を、細かな現状分析や現場視察をもとにパッケージで示すものと期待されています。2月3日には第一回目の会合が開催され、大変活発な議論が行われました。
1月26日、第189回国会が開会しました。6月24日までの150日間の会期です。2年ぶりの通常国会に、改めて身の引き締まる思いです。冒頭はシリアでの人質拘束事件の推移を注視しながら補正予算案の審議。本予算と補正予算を合わせて15か月予算とすることが常態化し、緊急性の高いものに補正予算を措置するという財政法がないがしろにされ、本来は本予算でやるべきものがてんこ盛りにされています。緩みきった財政規律で霞ヶ関もたるんでいるのではないでしょうか。今日は私も応援で出席しながら予算委員会での審議が続いており、夜の本会議で採決されることになりますが、民主党は自治体財源を確保するため地方交付税法に賛成はするものの、補正予算案には反対することになります。
国会対策副委員長という役目は、平日の国会を離れることがなかなかできません。合間を縫って新潟に戻り、新年会などに参加させていただいています。皆様のお考えなど貴重なご意見をたくさん聞かせていただいております。
民主党では21日に「シリアにおける日本人拘束事案に関する情報連絡会議」を設置。拘束されたお二人の命が守られることを再優先に政府にあらゆる手段を尽くすことを要請し、適切な対応がとられるよう後押ししてきました。お一人が救出されるよう、引き続き対応していきます。安倍政権の対応を問うのはその後です。
代表選挙が終わり、22日には両院議員総会が開催され、新しい岡田体制がスタートしました。私は国会対策委員会副委員長と副幹事長を兼務しつつ、衆議院厚生労働委員会の筆頭理事を務めます。特に厚生労働委員会は多くの法案提出が見込まれており、慎重な審議が求められるものばかりです。とても重要な公務を任されることになりました。生活者の立場に立ってぶれることなく良いものは良いが悪いものは悪い、と主張していきます。またNPO局長も務めることになり、政治とNPOとの架け橋役を担っていきます。
党務のため東京との往復もありながら、地元新潟で新年行事が続いています。そんななか、土曜日は、久しぶりに地域でのお茶のみ懇談会を西区で開催していただきました。参加者は全員が女性。ワイワイ賑やかにお茶を飲みながらの話し合いは時間が経つのも忘れるほどです。皆様ありがとうございました。またJAM新潟、JP労組新潟支部の旗開きにも出席させていただきました。日曜日は東区のわたなべ和光市議の後援会事務所開きなど、そして夕方は女池・鳥屋野の共に暮らしを良くする会の新年会。鋭気を養って、いよいよ明日から通常国会の開会です。
民主党はきょう臨時党大会を開き、新しい代表選挙が行われました。私は岡田克也さんの推薦人に名を連ねており、当選に向けて支援してきました。代表選挙の結果、第一回目の投票では長妻さん168ポイント、細野さん298ポイント、岡田さん294ポイントとなり、どなたもが過半数に達しなかったため決戦投票が行われ、細野さん120ポイント、岡田さん133ポイントで岡田克也さんが新代表に選出されました。岡田さんをご支援くださった皆様に、心から感謝申し上げます。皆で新しい代表を支えてがんばろうと、予定にはありませんでしたが「がんばろうコール」が代表決定後に岡田さん以外の方を支援していた議員から声が上がり行われました、この一事をもっても今後の党再建に向けて確信がもてます。
長妻さんの演説は素晴らしかったです。細野さんの演説も力強さを感じました。岡田さんの演説は決選投票の前のものがとても印象的で、「ニュー岡田」を期待させました。もう来週からは通常国会が始まります、党再建に向けてぶれない覚悟をもつ新代表のもとで、私たちも覚悟をもって前に進んでいきたいと思います。
年頭の新年会や旗開きなどの行事が続いています。今年は安倍政権の経済政策の先行きが懸念されます。じゃぶじゃぶお金を流しても流れていくところは同じ。金融緩和と財政出動をやってもそのお金が消化しきれないのです。だから地方経済、中小零細、生活者の暮らしはよくなりません。カンフル剤を打ち続けていけば心臓がおかしなことになります。加えて、株価を維持するために皆さんの年金積立金の半分を勝手に株式市場に投入する。こんな滅茶苦茶が許されていいはずがありません。もう一度、民主党が目指した「人への投資・人を大切にする政治」を再開させて展望を見出していきたい。ご挨拶ではこのようなことを訴えています。
きょうは阪神淡路大震災から20年。20年前の1月17日、テレビ画面から流れる中継映像を見たときの衝撃を忘れることはできません。あれからNPO法や被災者生活再建支援法ができるなど、法制度も大きく変わりました。東日本大震災を経験した日本社会は今、そのパラダイムを転換させることができるのか。そのことを自らにも問いかけながら、また戦後70年目の国会で論じられることになる日本の平和を思いながら、明日18日、新たな民主党の代表を選出する臨時党大会に臨んでまいります。
11日、新潟市では消防出初式と成人式が行われました。出初式では消防職・団員の皆さんのぴしっと背筋の伸びた勇壮な分列行進と一斉放水があり、市民の一人としても本当に頼もしく思います。現在、新潟市では6千人を越える消防団員がいらっしゃるとのこと。さまざまな大規模災害で消防の皆さんが2次災害に遭っておられることから、その防止にも知恵を出さなければなりません。
成人式の会場前で、民主党青年委員会の大渕健県議、上杉知之県議と、お祝いの街頭演説を行いました。新成人おめでとうございます！はたちになったら選挙に行きましょう！まだまだ男社会ですが女の子もがんばりましょう！新成人の皆さんがこれまで育んでくださったご家族と地域社会に感謝し、将来への希望を新たにする日としていただければと心から願っています。
7日から民主党代表選挙が始まりました。全体で760ポイントの争奪戦ですが、うち354ポイントを党員・サポーター、141ポイントを自治体議員、264ポイントを国会議員が決することになります。私は昨年12月30日のブログでも書いたとおり、岡田克也さんを支援しています。8日は新潟市内で地方の声を聞く会が開催され、目の手術を受け退院したばかりの岡田さんに代わって玄葉選挙対策本部長が来てくださいました。一つ一つの課題について深い議論が行われ、党のあり方についても広く問いかけるような代表選挙になるよう、私も岡田さんの応援をしながら取り組んでいきたいと思います。
