三寒四温。寒が戻ってきました。そんななか国会では、参議院から予算案が衆議院に回付され、質疑ののち同意を得て、新年度予算案が3月31日に成立しました。当初予算案は衆議院で1回、参議院で1回、計2回修正されたことになります。参議院で修正されたのは、高額療養費制度の自己負担額限度額の引き上げを一旦凍結する内容でしたので、私たちも賛成しました。2回の修正は異例、参議院で修正された予算案が衆議院の同意を得て成立したのは現行憲法下では初めてとのことです。石破内閣の意思決定過程のまずさが露呈した形と思います。
新潟では野田佳彦代表をお招きして、「今政治を変える!講演会」を開催しました。打越さくら参議院議員とともに熱い訴えをお聞きくださった皆様、誠にありがとうございました。
年度末までに成案を得る、と与野党で合意していた政治資金規正法の改正案も、未だにまとまっていません。自民党の裏金問題に端を発した政治とカネの問題ですが、立憲民主党が積極的な法案を提案しているにもかかわらず、問題の発信源である自民党は他人事のような姿勢で、たいへん消極的な法案を提出し後ろ向きな答弁に終始してきました。自民党が自浄作用を発揮することは残念ながら困難と言わざるを得ず、なんとか私たちの力で、適切な法案を通していきたいと決意しています。





