2月ももう終わろうとしています。気温の上昇を感じられるようになり、春の足音がそこまで聞こえています。
昨日、旧安倍派の会計責任者であった松本氏に対する予算委員会理事会による聴取が行われました。パーティー券の売り上げを収支報告することなくキックバックすることが安倍派では長く続いてきたようですが、いったん中断していたこの方式は2022年夏に再開したとされています。これを誰の指示で再開したか問われ、松本氏は、いま現職議員ではない人であり、その場にいた幹部全員が賛同したと認識している、と話したということです。これまで政治倫理審査会などで幹部が述べてきた内容と著しく異なる内容です。松本氏には今後やはり参考人として予算委員会にお越しいただく必要性が高まったと思います。
また昨夜、政府が高額療養費制度の負担上限額を引き上げる見直し案について一時凍結する方向との報道がありました。立憲民主党として2025年度予算案の修正案に盛り込んでいた内容であり、命と暮らしを守るために2月19日には一時凍結法案も提出していたところです。期待をもって今日の予算委員会を見守りましたが、今年8月からの引き上げは予定どおり行い、来年8月以降の在り方について改めて検討し今年秋までに決定すると石破総理が答弁しました。本当に残念です。
予算委員会はきょう3回目の集中審議が行われました。議論は来月になっても続きます。