10月1日、第214国会が始まりました。いつもであれば、国会での論戦を控えてワクワクしながら迎える国会初日ですが、今回自民党から提示された会期はわずか9日間。自民党石破総裁は首班指名の前に衆議院の解散を表明するなど、国会軽視も甚だしいと思います。そもそも予算委員会の議論を経て解散という方向を示していたのに、それすらも開かずに解散とは、自民党を変えることを期待された石破総裁なのに早くも自民党に絡めとられてしまったようで、残念でなりません。
とにもかくにも国会は始まったわけですが、能登半島災害の補正予算と、旧優生保護法下での強制不妊手術に関する新たな補償制度や国会謝罪決議など、人権人道に関する事柄についてはこの国会でなんとか決着をつけるべきだと考えます。もちろん裏金議員に対してどう対応するのかという石破総理の姿勢も問われます。
私は今国会、立憲民主党・無所属会派の代議士会長と、野田次の内閣で子ども政策を担当することになりました。
9日解散、15日公示となりますと、間は5日、しかし平日は2日しかありません。27日の投開票日ということで、学校の体育館などで予定されていた諸行事が中止になったとも思います。自治体の皆さんの準備もおそらく急ピッチで始まったところでしょう。多くの方々を混乱に巻き込み、自民党の党利党略のみによって決められた今回の経緯は、やはり自民党は変わらないことの証左だったとも考えます。