厚生労働委員会での質問を2回にわたり行いました。機能性表示食品として販売されてきた小林製薬の紅麹関連商品による健康被害が報道されており、亡くなった方が5名もおられるそうです。法案審査と合わせてこの件についても質問し、厚労大臣から前向きな答弁を得ました。
そもそも機能性表示食品とは、2013年に当時の安倍総理が、世界で一番企業が活躍しやすい国を実現すると宣言をし、食品表示についても規制緩和が行われ、2015年に始まった制度です。事業者の責任において、科学的根拠に基づいて保健の目的が期待できる旨を表示することができる制度ということで、消費者庁に届け出ることで表示が可能になります。つまり、食品の機能性と安全性について「責任は事業者」ということです。日本のガイドラインは甘いところがあるのではないかと消費者団体などから指摘されてきたところ、今回の重大な事件となってしまいました。健康被害に遭われた方々には医療面でのサポートも必要だと思います。そして問題点を明らかにしたうえで、制度そのものの見直しが必要だと思います。
地域では例年の活動が再開されるところも多くなってきました。運動会やおまつりなど、それぞれの創意工夫を凝らして、人と人とのつながりをもう一度つなぐ取組に、心から敬意を表します。また新潟駅では新しいバスターミナルが完成し、開業式典に出席しました。古いバスターミナルがなくなってしまうのは少し寂しいですが、新たな新潟駅が利用者にとって分かりやすく使いやすい場であるよう、これからも関係者の方々と意見交換していきたいと思います。