2月27日予算委員会分科会で、1月1日に発生した地震の復旧復興について、新潟県内の被災に対応するための質問に立ちました。新しい交付金の対象者を居住自治体によって分断するのは不公平ということ、液状化による被害をふまえた戸別支援や面的支援を行うべきこと、長い海岸線を有する新潟県に津波観測点は4つしかなく今後のためにも増設が必要とのこと等。これからも被災者を取り残さない復旧復興策を訴えていきます。
29日には連合新潟の春闘決起集会前の学習会にお呼びいただき、話をさせていただきました。各種世論調査では、物価上昇を超える賃上げができるという声は全体の1~2割ですが、賃金は労使の交渉により決まっていくものだと思います。アベノミクスの失敗により日本経済は大変な状況ですが、中小企業への価格転嫁への取組みが進むよう、私たちも政策面から努力しますので、ぜひがんばっていただきたいです。
3月2日、土曜日に異例の衆議院予算委員会と本会議が強行され、112.6兆円という過去2番目に大きい規模の予算案が、衆議院を通過しました。予算委員会での審議時間は不十分です。政治倫理審査会で安倍派5名の弁明が行われましたが、矛盾が浮き彫りになるなど、裏金問題の幕引きには程遠い状況です。岸田総理はいったいこの問題をどうするつもりなのでしょうか。「火の玉となって」と言っていたのにリーダーシップが全く見えません。