1月23日、第211国会が開会しました。私は今国会も、予算委員会、厚生労働委員会、拉致問題に関する特別委員会に所属します。一つひとつ問題解決のため、取り組みます。
昨年末、岸田総理の独断で、国会では1分の議論もなく国政選挙で有権者の声を聴くことなく、安保関連3文書改訂や原発政策の変更などがなされました。いずれも大きな問題です。そして防衛費の倍増と財源議論だけは中身も決まっていないなか突出して進められています。子ども関連予算を倍増するとの掛け声は久しいものの、財源についての議論はおろか、中身についての議論はこれからお父さんお母さんの声を聞くことから始める、とスタートを切ってもいないことを自白する答弁でした。税金の使い道、政策の優先順位が違うと考えます。
私が本部長をつとめる立憲民主党旧統一教会被害対策本部では、昨年末に成立した改正法および新法の実効性を高めるため、政府の取り組みをヒアリングしました。現在は政府が解散請求を視野に質問権を行使している段階ですが、自民党と旧統一教会との関わりは、深く、長く、なかなか断ち切ることが難しそうです。自民党新潟県連は統一自治体選挙で公認・推薦する議員に対して、旧統一教会との関わりを断つことを確認していないことも明らかになりました。反社会的な団体が政治との関わりを後ろ盾に国民に被害を与えていたことを、いつかは忘れるだろうという考えなのでしょうか。とんでもないことです。
大寒波に見舞われています。新潟・佐渡の皆様はいかがお過ごしでしょうか。身の安全を第一に行動していただけるようお祈りしています。