今月上旬に新潟県村上市・関川村でも大きな被害を生んだ豪雨水害の被害状況を視察するため、28日、被災地に伺いました。市長、村長、被災した皆様からお話を伺い、水害ならではの家屋被害の問題や、新潟だからこその車両や農機具被害についても状況を伺いました。これからもしっかりと政府につないでいかなければと考えています。
参議院選挙では、多くのご声援をいただき誠にありがとうございました。新潟県選挙区では森ゆうこ候補の惜敗という結果となり、誠に申し訳ありません。力不足をお詫びいたします。党本部の参院選総括は、幹事長として私がとりまとめを行いました。最後の最後の段階で虫垂炎になってしまい、決定の会議に出席できなかったのは残念でしたが、概ねのとりまとめはできたと考えています。そのうえで、立憲民主党は、8月26日に新たな執行部体制となりました。幹事長を退く私は、いろいろ本当に悩みましたが、泉代表の要請を受け入れ、代表代行を務めることにしました。ジェンダー平等推進本部長と旧統一教会被害対策本部長を兼務します。
旧統一教会の被害問題については、安倍元総理の銃撃事件を受けて深刻な被害実態がいっそう浮彫になりました。ここで改めて安倍元総理に弔意を表します。旧統一教会に関しては、これまで認知されているだけでも1200億円以上に上る被害金額が報告されているのみならず、活動のあらゆる側面で数千万円、数億円単位の賠償責任を命じる司法判断が累積しており、有罪判決が下された刑事事件も数十件以上に上るなど、その反社会性の高さは以上です。質・量ともに、他の宗教団体とは比較にならないほどの深刻な被害が発生しています。これほどまでの被害が長年にわたり放置されてきたことは、国民生活にとって深刻な危機です。しかし政府の被害状況の把握や説明は十分ではありません。
私は7月21日に立憲民主党に旧統一教会被害対策本部を設置し、本部長に就きました。閉会中ですが精力的に会合を重ね、政府、有識者、被害当事者などからのヒアリングを行っています。ぜひとも被害実態を明らかにして、被害者救済のための制度や法律を作り、国民生活を守っていかなければならないと決意しています。本来であれば、国会全体で取り組むべき問題ですが、旧統一教会と関係の深い自民党は後ろ向きです。それでも私は反社会的な団体である旧統一教会とたたかってまいりますので、引き続き皆様からのご支援を賜りますよう、お願いいたします。