いよいよ衆議院の任期満了となる10月を迎えました。4年前の今ころ、信念を貫き、希望の党には行かず、当時の立憲民主党に入る決意をした頃のことを、昨日のように思い出します。あれから4年、公示期間中に初めて歩いた息子は今やかけっこでカーブを走れるようになり、政治状況も大きく変わりました。しかし私の信念は変わりません。不条理を一つでも減らし、一人ひとりに寄り添う政治をする。これからも、変わらず、同じ道を進みたいと思っています。
今週は自民党の総裁選挙があり、岸田さんが選出されたとのこと。お祝いを申し上げます。臨時国会の召集が10月4日と決まりました。この臨時国会は、首班指名が行われるものであると同時に、衆議院も解散になるという国会です。本来であれば新しい内閣が何を考え、何をしようとしているのか、しっかりと議論してから総選挙になるべきですが、本会議だけの質疑だけで解散となってしまいそうです。
私は、次の総選挙は、安倍政権・菅政権が公文書の改ざんや捏造を当たり前のように繰り返し、学術会議任命問題では根拠不明のまま6名の任命拒否をし、アベノミクスがうまく行ったなど国民を騙す言説を繰り返してきたこと、それがまずは問われるべきと考えます。公権力が国民に嘘を言っているとすれば、それは大問題です。新しい政権は、改めて調査し真相解明して、きちんとけじめをつけるべきでした。しかし、岸田新総裁は、再調査は必要ないとおっしゃる。これでは同じことの繰り返し、さらなる不幸を生み出すことにつながります。
とにかく、短い臨時国会ですが、今やれることを最大限できるよう、がんばってきたいと思います。