数日前には自民党総裁選に意欲満々だった菅総理が立候補せず任期で退陣すると表明しました。党内の選挙よりも新型コロナウイルスへの対応を最優先にするとおっしゃっているとのこと。ならば尚の事、直ちに野党が求めている臨時国会を開会して、ウイルス対策について一つでも二つでも対策を議論して実行すべきです。通常国会が閉会してからもう3ヶ月になろうとしています。第5波はこの間に発生しました。今もなお緊急事態宣言は延長されており、関連倒産が宣言が出ていない地域でも起きています。特に非正規の女性にとって仕事が減ることと生活苦に陥ることは背中合わせ。やるべきことはたくさんあります。
今日は新潟市内を回っていて、バイパスの下り口などで停車し、患者さんの受け入れ調整をしているのかと思われる救急車を見かけました。新潟市は先月、ICUが逼迫し、新型コロナウイルス患者以外の救急患者の受け入れにも影響していると公表しています。保健所の役割がどんどん重くなっているのも心配です。自宅で療養している方々への支援体制は十分でしょうか。また、PCR検査は自費で行うとかなりの高額です。依然として検査を抑制する風潮が、社会のひずみを生み出していないでしょうか。
とにかく1日も早く国会を開いて、国会での議論によって政府の後押しをしなければならないと考えます。