新潟市でもワクチン接種が始まりましたが、地元の皆さんから「予約がとれない、電話がつながらない、一体どうなっているんだ」との声が届きます。今朝の地元紙でも大きく取り上げられていました。基礎疾患のある人も優先はできないなどの話も政府からあって、なし崩し的に見える状況。私もこの間、ワクチン接種体制の整備については厚生労働委員会で質問してきていますが、しっかりと質していきます。
菅原一秀衆議院議員は、経産大臣を辞任した後、厚生労働委員会で与党の筆頭理事になりました。地元有権者に香典や高額な品を配っていたという報道がなされ、その問題が有耶無耶のままの筆頭理事就任だったので、訝しく思っていました。それが4月のある日突然、理事を辞任するということで委員会が遅れ、そして今回、離党と議員辞職とのことです。自民党二階幹事長は「政治とカネの問題は、きれいになった」と記者会見で言っていますが、単に問題が明らかになった議員が離党や辞職しているだけで、何もきれいにはなっていません。
LGBT超党派議連で与野党が合意し、自民党の政審でも了解された自民党案ベースの法案が、なぜか、党三役の預かりとなり、なぜか、時間がないためこの国会での提出を見送るとされてしまったようです。他にも多くの議員立法があり、それらは成立に向けて委員会や本会議の日程が決まってきている中で、全く意味が分かりません。これまでの関係者の努力は何だったのか。私も協議当事者として、飲み込むものは飲み込み、それでも第一歩になるならと考えて、修正を行い、他の野党とも確認しながら取り組んできました。議連の馳会長も、最後まで執念をもってやると発言しています。私もあと2週間、諦めずに取り組みます。東京五輪の選手団が来日されたとのこと。五輪憲章と調達コードを担保する国内法が一本もないまま、東京五輪は強行するなんて、この意味からもおかしいです。
変異ウイルスが従来株にほぼ置き換わり、感染力が強く重症化するスピードが速い。生活や事業を支えるための支援策は途中で終わったりレベルダウンしてしまうものもある。今も先が見えない状況の方々が多くいらっしゃる。やはり、国会を延長する必要があると思います。国会を開いているからこそ、問題を明らかにできるし、改善策をとっていくことが可能になります。