今週は内閣委員会で委員を差し替えていただき、ストーカー規制法改正案について質問しました。つきまとい行為の対象範囲の拡大、加害者への精神医療的・心理的アプローチの働きかけ、加害者・家族の相談体制、自治体の連携、関係省庁の連携、課題は多く、時間が限られている中で十分とは言えませんが、『ストーカーとの七〇〇日戦争』を著した著述家の内澤旬子さんの体験、荻上チキさん「ストップ!つきまといプロジェクト」が行った調査研究の結果を参考に、政府の考えをただし、問題意識を伝えて前向きな答弁を引き出すことができたと考えています。新潟市でも一昨年、重大な事件が発生しました。再犯の未然防止という点でも引き続き課題をウォッチしていきます。
Sars-Cov-2の変異ウイルスは感染力が従来株よりも強い、ということは、多くの研究から一致するとのことです。きょう開催された政府対策本部分科会では、政府からの諮問案を上回り、北海道、岡山、広島に緊急事態宣言が、群馬、石川、熊本にまん延防止等重点措置が、発令されることになりました。専門家の皆さんが、警戒感をもって政府に強く進言したことが伺われます。
政府参与の高橋洋一氏が現在の感染状況を「さざ波笑笑」と表して大きな問題になっています。感染者が70万人に近づき、1万人を超える方々が亡くなり、自宅やホテルなどで医療を受けることなく急速に重篤化して亡くなる方々、苦悶する医療従事者の方々がいらっしゃるというのに、さざ波と表するのはどういう趣旨でしょうか。感覚を疑います。
この間、性的指向と性自認に関する与党案とすでに提出済の野党案の協議を、稲田衆議院議員と私との間で行ってきました。本日開催されたLGBT超党派議員連盟総会で、2人の間の合意案をお示しし、各党に持ち帰っていただきました。