今朝、厚生労働委員会が9時から開会される予定でしたが、時間になっても始まりません。厚労委員会の自民党筆頭理事の菅原前経産大臣が、また、地元でお金を配っており任意聴取を受けていたという報道があったためでした。きょうにも与党は後期高齢者医療制度の窓口負担をコロナ禍にもかかわらず2倍にするという法案を強行採決するかと言われていたのですが、見送ることにしたそうです。
自民党がけじめをつけてこなかった政治とカネをめぐる問題が、こんなところで露呈しました。25日は政治とカネをめぐる問題で議員辞職した補欠の選挙、再選挙の投開票日です。参議院広島選挙区の宮口はるこさん、北海道2区の松木けんこうさん、そして新型コロナウイルスで急変しPCR検査前に亡くなった私たちの先輩議員・故羽田雄一郎さんの後継者、参議院長野選挙区の羽田次郎さんへのご支援を、何とぞよろしくお願いいたします。
今夕にも緊急事態宣言が4都府県に決定されるようですが、どういう施設を対象に、どのような支援・補償がなされるのか、たいへん懸念されるところです。緊急事態宣言を出すつもりがなかったため、事前に自治体等との交渉が全く行われていなかったのではないかと思います。期間は、報道されているところによれば、5月11日までと限定的。もちろん支援・補償の内容とあわせて適否を論じなければなりませんが、専門家分科会の先生方からは短すぎるという声が多く、5月17日にIOCのバッハ会長が来日する間は緊急事態宣言を解除していたいのかと穿った見方をせざるを得ません。リバウンドは、急激に措置等を止めることによって、より強く出現します。期間を長めにとって、徐々に解除していくことが、リバウンドを小さく抑えることにつながるのではないでしょうか。
大阪府などは医療機関のひっ迫が現実に起きています。今日の厚生労働委員会でも、政府専門家会合の尾身会長は、東京もそうなる可能性が極めて高い、緊急事態宣言の期間は最低3週間必要、状況によっては延長もありうる、と発言されました。
私たちからは、持続化給付金の再支給法案や、生活支援のための様々な法案を、数多く提出しています。必要なものだと思いますので、ぜひ一本でも1日でも早く、審議して成立させていかなくてはなりません。
新潟市内も特別警報が出されています。協力金について最新の情報はこちらからご確認ください。また皆様からお問い合わせ等ありましたら、ぜひお聞かせください。