今年で最後かもと聞かれる政府主催の東日本大震災追悼式に、委員長として出席しました。あれから10年、政府は教訓をきちんと生かしてきたでしょうか。積み残された課題はたくさんあります。これからも、被災地と被災者の方々に寄り添っていきます。
先週から今週にかけて、新たな課題に取り組んできました。連合新潟の春闘決起集会に先立っての学習会でオンライン講師を務めました。また「困難を抱える女性支援法WT」の座長に就き、打ち合わせやヒアリングをスタートしました。生殖補助医療PT事務局長とあわせて、立法ものの議論が多く、ひとつひとつが大きなテーマです。しっかり取り組む決意です。
聖火リレーが近づいてきました。オリンピック憲章には、男女平等のみならず性的指向に関する平等も原則として謳われています。立憲民主党として、国内法制定に取り組む決意で、すでに提出している法案の早期成立をめざします。
予算案は参議院で審議が進んでいますが、総務省と農水省の汚職問題は留まるところがなく、またデジタル庁法案も束ね法案になっていて、政府がいかに成立を急いでいるかということですが、なんと法案に45か所も間違いがありました。野党にしっかりとした説明がないばかりでなく、与党にも間違いについて説明がなされていないそう。拙速、という言葉がぴったりなデジタル庁法案、しかも内容は個人情報保護への意識が乏しく、一部のユーザーのために巨額の予算を投じて、この間のウイルス対応で作成され失敗してきたシステムやアプリに見られるような、デジタルで何を得るのかを見失っている、雑な議論に思えてなりません。じっくり時間をかけて議論することが必要です。