ジェンダーギャップ問題をめぐって各党女性議員によるNHK「日曜討論」が行われ、立憲民主党を代表して私が出演しました。画期的な企画であり、NHKにも多数の感想が寄せられたとのことです。次回は各党執行部によるジェンダーギャップ解消のための討論を期待します。
東京オリパラ組織委員会森前会長の「女性は話が長い」「わきまえている」発言で、日本の女性が置かれている立場を端的に表しましたが、多くの女性たちがこれに対して「わきまえない女」と抗議の声を上げました。残念だったのは、差別発言に対して自民党女性議員がなかなか声を上げず、あってはならないとコメントが聞かれるようになったのはだいぶ後だったこと、橋本新組織委員会委員長の後に男女共同参画担当に着任した丸川大臣は選択的夫婦別姓に反対を明確にしておりその人を担当大臣に菅総理が就けていること、自民党の議員が「セクハラと言ったらかわいそう、当たり前の世界である」とセクハラを正当化したこと、などです。構造的に制度的に深く埋め込まれたジェンダー不平等を是正し、女性も男性も生き方を選択できるため、政治・政党の本気が問われます。
週明け月曜日はウイルス禍の影響を強く受けている方々への給付金を支給するための議員立法法案を提出しました。以前に提出したものが全く審議されず、所得が急変した方やアルバイトができなくなった学生たちは深刻な影響を受けています。野党が立法の動きありということから、政府与党の動きも後押しすることになっているようです。ぜひ、実現させたいです。