「勝負の3週間」の2週間が過ぎました。新たに感染する方が3000人を超えており、医療がひっ迫してきている状況は、本当に深刻です。専門家による分科会と、政府の、エビデンスに対する姿勢があまりにも違いすぎます。救える命が救えないということがないように、最終週、政府はギアチェンジした対策をとるべきです。
新潟県では、PCR検査体制が一段高く整備されることになりました。良い方向だと思います。しかし政府が司令塔となって早くに地方自治体に対して方針を示していたら、もっと早くできていたのではないか、とも考えます。
地元に帰った私は、新潟で全国一斉に行われる労働相談の街頭PR活動に参加させていただいたり、労働局への要請行動にご一緒したり、鉛色の空の下で街頭演説を行ったりしました。また与党が後期高齢者医療の窓口負担を2倍にするという決定をこのウイルス禍の中でしたことに対し、党泉政調会長と一緒に現時点では容認できない旨の記者会見を行いました。受診抑制が重症化とひいては医療財政の圧迫に繋がりかねません。私としては、ベーシックサービスをどこまで充実させるか、その議論を急ぎたいと思います。
いよいよ今週は新潟も雪の予報です。皆様あたたかくしてお過ごしください。