きょう、広島に原爆が投下され75年目の8月6日を迎えました。私は新潟市役所で開催された原爆犠牲者追悼式に参加しました。新潟県原爆被害者の会は、会員の高齢化を背景に今年度いっぱいで活動を休止するとのこと。4分の3世紀が過ぎ、いよいよ3世代目に入ることを実感するとともに、戦争世代の方々の先細りを痛切に感じます。今なお地球上で発生している紛争や貧困を思い、原爆の非人道性を忘れず、非戦を貫くことを改めて誓います。
先日は広島地裁でいわゆる「黒い雨」訴訟で、画期的な判決が下されました。被爆者の皆様がご高齢になっていることからも、国は控訴を断念すべきと、考えます。
新型コロナの感染者が多く報告される中、お盆に帰省してもよいのか、とどまるべきか。多くの方々が悩んでおられることと思います。野党は臨時国会の開会要求を申し入れました。憲法の規定により内閣は国会を招集しなければなりませんが、すぐに開くつもりはないと明言。現内閣のこうした憲法違反は、今回が初めてではありません。多くの有権者が、早期の臨時国会開会を求めています。英国との協定協議が整うのを待つのではなく、早期に招集し、国民の疑問と不安に真正面から答えるべきです。