9年目の3月11日を迎えました。東日本大震災。今年は政府追悼式が中止となっています。お亡くなりになられた方々のご冥福を静かに祈ります。そして被災者の皆様の想いに寄り添い、本当の復興と原発ゼロを目指すという決意を胸に、引き続き努力します。
きょうは朝8時30分から厚生労働委員会で質問に立ちました。労基法改正案質疑がメインでしたが、新型コロナウイルス感染症に関連して、昨夕決まった対応策第2弾についても、さまざま質問しました。
政府からの要請で学校一斉休校が行われ、イベント、外出、仕事、会合も自粛。これによって多くの方々がダメージを受けており、昨夕決定された対応策第2弾では「雇用の維持と事業の継続を当面最優先に」とうたわれながらも、例えば業務委託で働いている方々の生計維持には程遠い額の助成で全く不十分であったり新型肺炎の影響は学校休業にとどまらず広がっていて収入が途絶えたり、新型コロナを理由に整理解雇や内定取り消しが発生したり、また事業主に融資の予算総額は確保されていても実際に受けられるまでに数か月の時間がかかると言われたり新型肺炎の影響がどこまで続くのか分からず返済計画が立てられないと話が前に進まなかったり、本当におきている深刻な事態にどこまで対応できるのか具体的ではありませんでした。政府には、一人ひとりの生活に想像力をもってもらい、すぐさま対応してもらいたいと要求しました。
新潟市では新たな感染者が認められ、医療機関もベッドがいっぱいになったことから、患者さんは市外の医療機関に入院されました。今のところ感染経路をたどることができている患者さんがほとんどのようですが、今後のことも考えて、あらかじめ対策をとっておくべきと思います。学校給食の食材はフードバンクなどの協力を得られたようですが、まだカマボコについては調整中とのこと。医療機関、介護・福祉施設などへのマスクなどの優先調達が進んでいるのかも確認しなくてはなりません。
私たちも自治体議員とも協力しながら緊急対応をすすめていますが、まだまだ十分ではないと思っています。皆様がお気づきのことを、ぜひお聞かせください。