桜を見る会前夜祭をめぐって、総理の予算委員会答弁とホテル側の回答とが、真っ向から食い違う事態です。
総理は昨日午後の予算委員会で、ホテル側に総理の事務所が確認したところ「個別の案件については営業の秘密に関わるため、(午前中に辻元委員が示したホテル側からの)回答に含まれていない」と説明されたと答弁しました。ところがその後ホテル側はそのようなことを「申し上げた事実はございません」と回答。延々とウソをつかれていた可能性が濃厚になってきました。これでは総理が言うところの「コミュニケーション」は成り立ちません。
そんな中ではありますが、新型コロナウイルス対策にあたってもらわなくてはなりません。今日も共同会派対策本部ではヒアリングを行い、私も質問、要望しましたが、今日は政府の対応が後手に回っていることを改めて認識させられ、唖然としました。専門家の会合が対策本部のもと開かれたのは一昨日が初めて、しかもそこでは体制の議論が行われ「相談・受診の目安」が示されただけで、国民が知るべき正しい情報や何を基準に行動すればよいのかエビデンスに基づくとりまとめはその場ではされなかったということです。それなのに「不要不急の集まりは控えるように」と呼び掛け、テレビCMや新聞広告費にお金をかける政府。新型インフルエンザの際の教訓も生かされていません。これはまずいです。
そんな中ではありますが、私たちも立法府として同時に起こっているさまざまな課題に対応すべく、ヒアリングや勉強会を行っています。
これからも不断の努力を続けます。