日本で初めてパワーハラスメントの防止措置義務の内容を記す指針(ガイドライン)が作成されることになり、厚労省の労働政策審議会分科会で議論が行われてきました。指針の内容は衆参委員会の全会一致で採択された附帯決議に即していないと思われる点が多々あり、この間、議論してきました。
就活している学生など若者や、個人で仕事をしているフリーランスの方々は、かなり深刻なハラスメント被害に遭っておられます。フリーランスの方々は全体の6割。就活生は先日、学生有志の皆さんが署名を集めて厚労省にしっかりした対策をと申し入れをされました。宴会でのハラスメントが防止措置義務の対象に含まれるのか否か極めて曖昧な点など、多くの論点が残されています。現在、パワハラ指針案については、パブリックコメントが行われていますので、皆様からもこちらまで、ご意見をお寄せいただければと思います。
来年度の税制・予算編成がいよいよ迫ってきており、各団体からのヒアリングなどを行っています。必要なものをしっかりと政府に要請していきたいと思っています。
いよいよ11月の最終週、国会はあと2週間ほどになりました。主たる論戦の場は衆議院から参議院へと移ってきていますが、まだまだやれることをぎりぎりまでがんばります。