日米FTAが衆議院で可決されてしまいました。米国産の牛肉や豚肉、小麦などの関税を引き下げる一方で、日本産の自動車・部品の関税撤廃は見送られるなど日本側が一方的に譲歩した内容です。交渉内容の経過など要求していた9種類の資料は一枚も出てこず。与党の賛成多数で可決したのですが、これで賛成できる理由が見当たりません。
政府への信頼を失う出来事が続きます。明細書がない、議事録は改ざんされる、すぐに廃棄してしまう、そもそも作らない…あまりに続きすぎて、ちょっとのことでは驚かなくなりますが、それは最も怖いことと警戒しなくてはなりません。見ないふりをしたり、忙しいからとスルーしたりしていては、いつか後戻りできない道を進んでいくかもしれないからです。国会として行政監視をしっかりやらなければなりません。
週末は地元で地域の皆さんから主催していただいた「語る会」や福祉フェアや学生さんたちとの会合、国会では連合主催パワハラ指針に関する集会や婚姻平等を求める集会などに参加しました。政治はチームワーク。ともに力をあわせてがんばります。