NPO法人が認定する198国会「三ツ星国会議員」として表彰を受けました。今年初めから6月までの通常国会でしたが、毎月勤労統計など安倍政権のゴマカシを追及する予算委員会での質問に始まり、厚生労働委員会で多数回質問に立ち、また議員立法の提出者として6本に名を連ねたことからの表彰と思います。光栄ですし、これからも行政監視の役割をしっかり果たしていかねばと決意しています。
三ツ星国会議員表彰を主催するNPO法人 万年野党の会長はジャーナリストの田原総一朗さん、理事長はオリックスシニア・チェアマンの宮内義彦さんです。宮内さんが開会のスピーチで、「経済の人間だが政治に無関心ではいられない。戦前戦後で大人たちの言っていることが180度変わった。この経験をしたのは会場にいる中では自分と田原さんだけ。政治がやっていることを監視していく必要がある。投票率が下がっていることを懸念している。皆さんががんばって政治への関心を高めてほしい」との内容でお話されました。
さて英語の民間試験導入は撤回されたのですが、50万人の受験生の国語と数学の記述式試験を導入し採点をアルバイトを含む人たちが20日間かけてやる、という記述式入試は未だ実施の方向です。全国一律でやる共通試験としてはいかがなものでしょうか。
また、ここにきて、全世代型社会保障検討会議が、議事録の改ざんをしていた疑惑が持ち上がりました。経団連の中西会長が、在職老齢年金について「経営者から見ると働く高齢者の意欲を減退させることはない」趣旨の発言をされたのですが、それが議事録から削除され、経団連側から加筆の話もあったにもかかわらず、加筆されなかった、ということのようなのです。急遽ヒアリングが開催され、出席しましたが、内閣官房の説明は全く要を得ず、「録音は存在しない。議事録がすべて」と信じられない答弁ばかりでした。嘘、ごまかし、はぐらかし。こんなことでは政治の信頼回復は遠のくばかりです。
今週もしっかり取り組みます。