児童虐待防止法・児童福祉法等の対案を野党から提出し、修正協議を私が行ってきたところ、23日に合意し、24日の委員会で修正案が可決されました。良い内容の野党案の中から、いくつかは取り込むことで与党も合意したことから、共同提出して賛成することといたしました。
国会審議とはかくあるべし、と思います。野党から提出している法案も傾聴に値する、くらいには与党も思っているはずですが、これまでも、他の法案も、審議すらしてもらえないものが多すぎます。今回は子どもの虐待、しかもSOSの声をご本人が発していたにもかかわらずそれを大人が受け止めきれなかったという痛切な反省から、与党は修正協議にも乗ってくれました。これを好事例とし、今後も与党は審議拒否することなく、与野党で国会としての責務を果たしていきたいと思います。
さてトランプ大統領の来日、朝貢かと見まごう大歓待にも過熱している報道にも首をかしげたくなります。一方でトランプ大統領は安倍総理とずっと一緒に行動している滞在中、7月の選挙の後、農産物や牛肉の輸入で良い数字が出てくる、とツイートしました。トランプ大統領と安倍総理はいったい何を話したのか、合意するような話があったとすればなぜ今ではなく7月の選挙の後に数字が出てくるとしているのか。総理はもう2か月以上もボイコットしている予算委員会にすぐさま出てきて、国民の疑問に答えるべきです。
こんな上から押し付けの政治、あったものではありません。1日も早く変えなければなりません。