ハラスメント対策のための議員立法3本を補充的対案として提出し議論に臨んでいる政府提出法案ですが、今週は参考人質疑を行い、私も閣法への質問に立ち議員提出法案への質問には答弁に立っています。初当選以後、私がさまざまな場面でかかわってきた均等法改正案もこの中に含まれています。
セクシュアルハラスメントについては、都道府県労働局に寄せられる相談の中でも高水準で推移し、均等法の枠では最多となっています。しかしその対応は、セクハラと認定・謝罪・二度と繰り返されない、という被害者の願いに沿ったものとなることはほとんどありません。実効性のある枠組みを新たに設けなければならないと思います。またフリーランスや就職活動中の学生へのセクシュアルハラスメントも大きな社会問題になっていますが、均等法は対象としておらず、私たちは対象に含めた法案を提出しました。被害者が司法救済に訴えるのもハードルは高く、労働局に相談しても助言を受けて終わりというケースがほとんどです。行政救済が十分に図られる仕組みが重要と考え、そのことも盛り込みました。
またパワーハラスメントについては、私が副大臣だった時代に検討会をスタートさせ、ようやく法改正に至ります。他方、私たちも労働安全衛生法改正案として議員立法法案を提出しました。
明日また委員会で質問と答弁に立ちます。