議員立法の法案を提出する際に、閣法(政府提出法案)と並んで本会議で議題にあげられることは極めて稀なのですが、今回、閣法の女性活躍推進法等改正案の補充的対案として提出した3法案について、本会議で議題にあげてもらうことができました。特に立憲民主党の国会対策委員会と議会運営委員会の方々にはここに至るまで大変お世話になりました。法案提出者としては何年ぶりかの登壇です。3法案のうち2法案は私が筆頭提出者、他1法案は国民民主党が筆頭提出者です。
内容は、一言で申し上げますと、セクシュアル・ハラスメント、マタニティ・ハラスメント、パワー・ハラスメントの禁止と防止と紛争解決です。昨年、財務省事務次官のマスコミ女性記者へのセクハラが明らかになりましたが、このとき麻生副総理は「セクハラ罪という罪はない」などと発言し、事件の矮小化を図りました。厚労省ではハラスメントの規定を盛り込んだ女性活躍推進法の改正が議論されてきましたが、就職活動中の学生やフリーランスの方々へのセクシュアル・ハラスメントは対象となっていません。また対策は不十分です。そうした不足部分を、現時点でできる限りカバーしたのが、私たちの法案の中身です。
他にも議員立法で提出している法案はたくさんあります。与党は野党からの提出法案を審議拒否することなく一本でも多く審議することに同意してもらい、賛否を明らかにしてほしいです。
明日からは統一自治体選挙後半戦です。仲間たちへのご声援を賜りますよう何とぞよろしくお願いいたします。