予算委員会第一分科会で質問に立ちました。きょうは千葉県野田市で発生した10歳の女児が亡くなった事件に関連して、児童虐待とDVの関連性および国の支援の在り方についての質問です。
政府は今回、初めて、児童虐待とDVが強い関連性がある(重複して起きる可能性がある)と認めました。しかし対応策が追いついておらず、DVが軽視されて省庁縦割りの中で連携がとられてこず、たいへん痛ましい結果となってしまいました。このようなことが二度と繰り返されないために、関係機関が一歩ずつ前に出ることは最低限必要です。法改正を検討している、という官房長官の答弁を得ました。
ここまできたか、安倍政権。統計委員会の西村委員長が「国会に協力できない」旨の文書を送ってきた、と総務省がでっち上げました。西村委員長ご本人が、そのような文書は出していない、と表明されたことにより偽造だったことが明らかになりましたが、ありもしない文書を勝手に作って国会に提出するようになった政府の存在そのものが恐ろしいです。ごまかし、はぐらかし、すりかえ、公文書の偽造、廃棄などによって国民をいとも簡単に欺くことができているという政府の成功体験が、ここまできてしまったということでしょうか。