14日に予算委員会一般質疑で質問に立ちました。統計不正問題を中心に、社会保障や幼児教育無償化などについても質問を準備していましたが、統計問題だけで時間が終わってしまいました。2015年3月に総理秘書官が厚労省の担当者に毎月勤労統計の「問題意識」を伝え、厚労省の有識者検討会が2015年5月に立ち上がり、8月に座長はローテーションサンプリングは実施しないと表明したにもかかわらず9月に厚労省幹部が導入を検討したいと締めくくり(この議事録は厚労省が3年半も公表しておらず、昨日ようやく公開)、10月に経済財政諮問会議で麻生大臣が「不連続な動き」があると指摘して、2018年1月にローテーションサンプリングは実施され、しかもその際に常用雇用者から日雇い労働者が外され、こっそり3倍補正が行われて、実質賃金が高く(上振れ)算出されています。官僚の「トカゲのしっぽ切り」に終わらせてはなりません。
今週は衆議院予算委員会で、毎月勤労統計不正以外にも、さまざまな問題が明るみになりました。自衛隊募集の自治体協力に関する事実と自民党からの圧力、官邸記者クラブでの特定の記者排除、国家公安委員長のパーティーで自治体職員が従事、ひとり親世帯の子どもの進学率のごまかし…昨日の一部報道では、北朝鮮拉致被害者が妻子とともに生活しているという情報を2014年から複数回にわたって政府に伝えていたという報道もありました。そして今朝は、トランプ大統領が安倍総理からノーベル平和賞へ推薦状を送られたと記者会見で述べたと報じられています。耳を疑うことばかりです。
先週末は小柳さとし前市議の新年会、おおふち健県議の県政報告会に出席しました。市政・県政は国政に直結しているがゆえに、一人ひとりの暮らしを守るために市議会県議会の役割は極めて重要です。今年4月に迫ってきた統一自治体選挙に向けて、私も力いっぱい応援したいと思います。
14日の質問が終わり、午後の本会議と会合に出席した後、インフルエンザとの診断を受けました。予防接種を受けておりまさかという感じですが、外出を控え早期の完治をめざします。