みなさま新しい年をいかがお迎えでしょうか。本年も当サイトをよろしくお願いいたします。今上天皇は昨年の天皇誕生日にあたり「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と記者会見で述べられました。とても重いお言葉です。これからも戦争のない時代が続くよう、今の政治に携わる者として私は力いっぱい働いていく決意です。今後ともご指導とご支援をくださるようよろしくお願い申し上げます。
昨年末は恒例の「望年会」を開催しました。新潟市医師会在宅医療推進室長の斎川克之さんから新潟市民の方々がいま知っておくべき情報について、とりわけ地域包括ケアシステムについて、わかりやすくお話いただきました。講演をお聞きになられた参加者の皆さんが懇親会の席で、それぞれの地域で、また職域で、できることやれることをさまざま話し合っておられたのが印象的でした。とても有意義な会としていただき、また新たな年に向けてがんばる決意を新たにすることができました。
臨時国会閉会後、安倍政権はかなりデリケートなことをやり続けています。例えば学童保育の基準緩和を閣議決定したことです。異年齢の子どもたちの居場所である学童保育は、従うべき基準ができてようやく5年。しかし指導員の資格や人数の基準までも緩和することにしたのです。与党の議員も評価していた基準でしたが、いったいどうしてしまったのか、政府の真意を疑います。そもそも高所得世帯が大きな恩恵を受ける幼児教育の無償化を、消費税財源として実施するというのですから、安倍政権には子育て世帯と向き合う根本的な考えが欠落していると言わなければなりません。また、大納会の28日1日だけで日銀が715億円もETFを買い入れて株価2万円台を支えたことや、IWCから脱退したことや、厚生労働省がまたまたデータの集計方法を勝手に変えていたと公表したことや、外国人材の省令など、国会が閉じているうちに追求されそうなことはさっさと終えてしまおうという意図がありありです。
年明け後はしばらく地域へのご挨拶などをさせていただき、通常国会に備えていきたいと思います。皆様よいお正月をお過ごしください。