この国会のみならずいつも政府提出法案数の多いのが厚生労働委員会と内閣委員会です。今年は厚労委員会では生活保護法、働き方改革関連法、健康増進法などの大玉があり、内閣委員会ではカジノ法案などの大玉があります。6月20日の会期末が近づき、他の委員会は閣法の審議がほとんど終わっています。例外的に議員提出法案の審議など行っている農水委員会がありますが、野党が提出している法案は与党が審議拒否するため大変残念ながらほとんど審議されません。
そんななか厚労委員会では健康増進法改正案(受動喫煙対策の規制)、内閣委員会ではカジノ法案が審議され、特にカジノ法案は中身がスカスカで問題点だらけですが、強行採決されました。外国人観光客を増やすために本当にカジノが必要なのか?質疑を聞いていてもどうにも腑に落ちないことばかりです。私はとても賛成できません。