目黒区で3月に児童虐待で亡くなった女児の書いたノートの痛ましい内容が先日突然公表され、多くの方々が胸を痛めていると思います。関係機関の間での連携がうまくいっていたのかと検証することはもちろん、児童相談所の人手不足、関係機関の関わりを避けた加害容疑者の背景も考察する必要があるのではと考えています。
カジノ法案(IR法案)の内閣委員会での採決は水曜日から「あるある」と言われてきましたが、きょう金曜日は早々に内閣委員会での質疑は終わり、採決はありませんでした。331もの事項が国会審議によらず法成立後に政令で定められることになっているなど、中身が空っぽのまま法案を採決することはできないという野党の構えですが、このまま反対多数の国民世論も振り切って採決すれば今週末の新潟県知事選に悪影響を及ぼすという思惑から見送られたものと思います。来週に採決を強行してくることは明白。何とか止めたいです。
参議院で進んでいる高度プロフェッショナル制度導入の法案審議で、なんと高プロ制度をつくってほしいという労働者ヒアリングは、3年前に3人、国会で質されて慌てて今年2月に入って9人、アリバイ的に行われていたことが明らかになりました。しかも高プロみたいな働き方を合法化してほしいと発言した人は一人もおらず。1月31日に大臣は自分がヒアリングしたような答弁をしていましたが、実際には担当課の人が聞いただけだったようです。本当のことを言う必要はないとその場限りの言い逃れ答弁を何度もする大臣には資質なしともう一度言わなければなりません。
明日は新潟県知事選挙の最終日。新潟に帰って池田ちかこ候補をしっかり応援します。