とうとう与党内からも、安倍政権に好意的だったマスコミからも、前代未聞の公文書改ざんで政権に対する批判的な言動が目立ち始めました。値引きの根拠という地中深く埋められていたとされるゴミも実はなかったとの報道です。本当に唖然とするばかり。大事なことを国民に知らせずに大失敗してきた過去を全く反省せず、同じ過ちを犯しているようにも見えます。民主主義の危機です。私も週末に新潟に帰り、合間を縫って「財務省公文書改ざんを許さない」という幟をもって街頭に立ちました。多くの皆さんから激励をいただきました。
佐川前国税庁長官の証人喚問が実現されることになり、先週木曜日から衆議院も正常化しました。不正常だった約10日間、厚生労働委員会は日切れ扱いの法案があるとのことから内閣委員会・外務委員会とともに強行開催され、理事懇談会が2回、委員会が2回、与党だけで開催されていました。日切れ扱いの法案といっても、5月中旬に期限が切れる法律の単純延長法案であり、何も慌てて開催する必要がなかったことは、与党側の理事も認めているところなのですが、強行突破することで安倍政権を守れるとこれまでの成功体験から妄信していた自民党の、周りが全く見えていない国対方針だったのだろうと思います。
引き続き今週もがんばります。