昨日、予算委員会でデータ問題や森友学園問題などが積み残しになったまま予算案が強行採決され、自民党の主張により夜の本会議で予算案と関連法案の採決が行われました(働き方改革に逆行)。本会議が終わってから裁量労働制の拡大を働き方改革関連法案から削除すると総理が表明しましたが、問題はこれで終わったわけではありません。今回のデータ問題は「この程度のウソなら国民を騙せる」という政権の姿勢の表れです。そして高度プロフェッショナル制度の導入という魔物がまだ残っています。引き続き論議して削除を求めていきます。
昨日の本会議では、予算案採決の際、自民党議員が他人の木札をもって投票するということがありました。議会運営委員会の協議を経て、本会議閉会間際に議長が説明し、これを無効票とすると発言がありました。衆議院では、重要な議案の採決では記名投票といい、自分の名前が書かれた木札は賛成のときは白色、反対のときは青票をもって投票することになっています。参議院ではボタンによって投票するのですが、欠席だった隣席の人のボタンを押した議員は処分を受けています。
この間、旧優生保護法により不妊手術を強制された方々の存在が訴訟などをきっかけに明らかになりました。新潟県内でも多くの方が対象となられたようです。来週、超党派の議員連盟をつくり、そこで今後の対応策を議論していくことになりました。私は副会長をつとめます。