年金未支給問題で厚生労働委員会の閉会中審査が行われ、日帰りで国会へ往復しました。日本年金機構の相変わらずの体質、厚生労働省の監督の緩さに、まだまだ他にも構造的な未支給・過給などの問題がありそうと思ってしまいます。年金制度の信頼にかかわる問題です。
新潟では、安保法制が強行採決されてから2年となる9月19日に市内で開催された集会に子どもと一緒に参加しました。自民党の政権公約と報道されているものには、社会保障を全世代型へとするなど民進党の政策をすっかり模倣して単なる抱き着きになっているものもありますが、憲法に自衛隊を明記するともあります。集団的自衛権を解釈改憲で認めたままで自衛隊を明記するのは私は反対です。我が国に全く関係のない他国の戦争に自衛隊を巻き込むことを、明文上も認めてしまうことになります。これは大変な問題だと思います。
森友・加計問題隠しのための、何でもいいから憲法改憲したいための、衆議院解散。「大義」「争点」を後付けしようと無理をするから、誰から見ても付け焼刃的なものが出てきます。「仕事人内閣」というネーミングも、今となっては誰も口にしませんが、ただただ空疎に響きます。