新潟まつり、ヒロシマ、ナガサキ、夕日コンサート。8月上旬は梅雨明けの新潟でイベントも多く賑やかに慌しく過ごす一方で、先人たちの悲惨な経験に思いを至らせつつ、いのちと平和の尊さを痛感する時期でもあります。もちろん今も地球上で起きている紛争を見て見ぬふりはできません。子どもをもち、今まで以上に、痛切に感じています。
確か以前も書いたことがありますが、国連で核兵器禁止条約が議論されていた際、日本政府はこの締結に反対票を投じたのですが、私はこれは間違いだと訴えてきました。条約に参加すること、少なくとも交渉には参加することは必須だと今でも考えています。外務大臣政務官を務めた経験からも、唯一の戦争被爆国として、日本は核廃絶に向けて旗を振ることが国際社会から期待されているし、やらなければならない責任があると思います。今回、長崎市の田上市長が追悼スピーチの中で、政府にこのことを厳しく迫りました。田上市長は、お会いしたことがありますが、穏やかながら芯の通った方です。よほどの思いがあったことと思います。ところで条約に反対を決めた岸田前外務大臣は広島の選出です。安倍内閣のもとでは、総理の意向を忖度することが最優先でした。今回、内閣改造され、総理に意見してきた人が入閣したことが話題となりましたが、これまで法案の採決で背いたわけでもなく、これからも期待はできません。
さて本日の地元紙ですでに掲載されていますが、8月21日からはじまる民進党代表選挙で私は枝野幸男さんを支持することといたしました。先日の立候補予定者説明会には前原さん、枝野さんの関係者のみが出席したとのことで、このお二人の代表選になることがほぼ確実となりました。私は、お二人ともそれぞれご一緒に仕事をさせていただいたことがあり、実力、経験は素晴らしいお二人ですが、憲法などの政策が近いことから枝野さんの支援を決めました。党員・サポーターの皆様には何とぞご支持くださるようお願いいたします。