LGBTに関する党内勉強会を、有志議員数名との呼びかけで開催させていただきました。すでに法案を提出しており、カミングアウトしている当事者として党員の細田さんが埼玉県入間市議に初当選されるなか、改めて学んで地域での運動につなげていこうという考えです。月曜日に開催された決算行政監視委員会で私は1時間の質問に立ち、待機児童対策、公文書管理、福祉避難所の件とあわせて学習指導要領にLGBTに関する内容を盛り込むべきとの趣旨で質問しました。この件については質問主意書も2回提出していますが、残念ながら予想どおりの頑な答弁です。しかし子どものいじめや自殺などを防止することからしても、学校での取り組みが重要なことと声を大にして言いたいです。引き続き議論していきます。また公文書管理法については、南スーダンの日報や森友学園との交渉記録などを見ると、公文書管理法上、一年未満の行政文書に指定すれば簡単に廃棄できる点に問題があります。一年未満の行政文書は一冊の行政文書ファイルにまとめてありさえすれば内閣総理大臣の承認を得ずとも廃棄してよい、という、公文書管理法というルールを政府が悪用しているともいえます。法制定当時、修正協議を行った議員の一人として、期待していた運用がされていないのは残念です。抜け道をふさぐための法改正を提案しましたが、山本幸三公文書管理担当大臣からは当事者意識のかけらも感じられない答弁でした。こちらから議員立法を提案していくほかなさそうです。
「次の内閣」閣議(政策調査会)では、インドとの原子力協定承認に対する賛否が議論され、民進党は反対することを決定しました。