昨日から秋の臨時国会、第192国会が開会しました。参院選後に行われる初の国会では、政府与党が不必要に急ぐTPP国会承認や安保法制1年後の南スーダンへの自衛隊派遣、憲法、皇室典範、年金、働き方など、多くの重要課題が議論されることが予想されます。衆参ともに3分の2が与党議席という厳しい状況ですが、気を引き締めて対応していきます。
初日の本会議における安倍総理の所信表明演説の途中では、異様な光景がありました。自民党国対役員が議員席を回って議員に何か指示を出していると思って見ていたら、安倍総理が「海保・警察・自衛隊にこの場で心から敬意を表そうではありませんか」と言って手を動かしたのに合わせて、自民党議員が一斉に立ちあがり拍手を始めたのです。総理も閣僚も檀上から拍手…。同僚議員が「全体主義ってこうやって生み出されていくのかな」とつぶやいていましたが、当然のことながら議長からも注意されていましたし、議会として本当に存在意義が問われる行為だと思います。
週末は森ゆうこ参議院議員の選挙報告会に出席し、お祝いと激励の言葉を述べさせていただきました。また1995年に北京で開催された世界女性会議を契機に新潟で結成された地域コーカス、北京JAC・新潟の20周年記念シンポジウムと交流会に出席し、県内外からの多彩なお顔に久しぶりに会うことができました。県議時代は県条例制定に向けた連携と県議会における修正、プランの策定、ニューヨークで開催された世界女性会議へのワークショップ参加など、皆さんと一緒に活動した思い出がたくさん。今後も「地域」を主眼に活動していかれるよう期待しています。
NPO法人による質問回数・質問時間・議員立法数・質問主意書数などを勘案したランキングで、今年の通常国会における「三ツ星国会議員」として表彰され、本日、表彰盾が届きました。