新潟まつりと夕日コンサートが終わり、オリンピックと高校野球が始まり、オバマ大統領の広島訪問直後の広島・長崎の原爆投下記念日がめぐってきて、天皇陛下のビデオメッセージが公表されるなど、何かと心騒がしい8月上旬です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
中国海警局の船舶が領海にたびたび侵入したとのことで外務大臣が駐日大使を呼んで抗議したとのことです。民主党政権のときに初の事例が生じましたが、このときはまだ大臣からの直接抗議とはなりませんでした。水産業を営んでおられる方々にとっては、領海侵入とはまた別の問題がありますが、とにかくお互い「やったもの勝ち」にならぬよう実力行使はせず、きちんと話し合って解決策を見いだすべく努力しなければなりません。
天皇陛下のメッセージ、現行憲法の下で象徴天皇のあり方から言えば、ぎりぎりの表現をされたのではないかと思います。憲法との関係もありますので、あわてず慎重な議論が必要になると思います。公務を減らしていくのは「無理があろうと思います」という表現には、外務大臣政務官や厚生労働副大臣として両陛下と接してきた私としても、本当に痛み入るところがありました。