先週水曜日、福島県への予算委員会地方公聴会に派遣されました。2か所で視察を行った後に開かれた公聴会では、福島の皆さんの思い、福島をないがしろにする発言をした閣僚らに対する強い不満と不信の声をじかに聞かせていただき、また会派を代表して質問させていただきました。もうすぐ5年目の3.11を迎えます。住宅支援が打ち切られようとしていますが、本当に被災者に寄り添うのであれば、必要とされている支援を継続することが必要ではないでしょうか。
予算委員会での質問にも立ちました。据え置かれる税率は高い食材にも適用されるので、低所得者対策とはとても言えません。我が国はOECDの中で最も税負担率は低いのですが、税負担感の重さは最も高くなっています。負担しているにもかかわらず社会保障など給付が足りていないから、納得感を得られていないということでしょう。総合合算制度の導入こそが低所得者に向けた社会保障の充実でしたがあっさりやめることになったのはなぜなのでしょうか。給付付き税額控除の導入に向けた法案は民主・維新で提出します。軽減税率を導入してきたヨーロッパは、今は軽減税率を失敗だったと言っています。本当の知恵とは、同じ過ちを繰り返さないことだと思います。
今週も月曜日から予算委員会が始まりました。たくさんの論点が新たに出され、また大臣が答弁に詰まる場面は珍しくありませんが、時計だけは進んでしまっています。明後日には中央公聴会が開催されます、さらに緊張の質疑が続きます。